学校に求めすぎる親たち(Part2)
先週末、どこかの大学の説明会に出掛けた息子。
「受付までまだ時間があるから今お昼食べてるところ!」
ハンバーガーの写真つきでLINEが送られてきた。
しばらくすると、またメッセージが。
「あーーー!違うキャンパスに来てしまってた!」
アホか。
だいたいサ、世間の高校3年生ってのは、もうとっくに大学見学とかオープンキャンパスとか済ませて、今ごろは入試に向けて猛勉強してるんじゃないの?
大丈夫なの? あ、それよりホントに大学なんか行く気があるの?(←まるで他人事のように疑問形で投げかける母親。)
地元の高校では、学校行事として大学見学に連れていってくれるらしい。
そんなもん、ゾロゾロ団体で行かないで個人で勝手に行けばいいじゃん、って思うけど。
驚いたのは、生徒ではなく保護者だけの大学見学ツアーがあるということ。
教員が引率してくれて貸切バスで都内~神奈川の大学を巡り、中華街でランチするんだとか。
見学といったって中に入るわけじゃなく。
「みなさま、左手に見えるのが東京大学でございます。」
「あちらに見えるのが早稲田大学でございます。」
ほんとに見るだけ。
なんじゃそりゃ?!
私だったら絶対に参加しませんが(←集団行動苦手。協調性ナシ。)、数年前それに参加したという友人は「日帰り旅行気分で楽しかった。ここは田舎だからね。ツアーで連れてってもらえると楽なのよ。」と言ってた。
そんなものなのかねぇ。田舎といっても一応関東。新幹線に乗っちゃえば東京まで1時間30分弱だよ。
学校側も、ここまでサービスする必要ないんじゃないの?
サービスといえば、中学の修学旅行。
保護者向けの説明会というのがあって、わざわざ学校に行きました。
持ち物や日程などの説明がひと通り終わると、保護者からの質問タイム。
そこで母親Aから驚愕の質問が。
「今年は、お土産のカタログ、まだ配らないんですか?」
お土産のカタログ?
担任が申し訳なさそうに答える。
「はい、カタログは来週の頭には生徒たちに配ります。」
「えーー、来週ぅ?お兄ちゃんの時は、もっと早い時期に配られたのにぃ。」
不満そうな母親A。
「親戚中、〇〇の生八ッ橋、楽しみにしてるのよ。」
すると周囲の母親たちから賛同の声があがる。
「さすが、Aさん、よく言ってくれたわぁ。」
・・・・・( ˘•ω•˘ )???
なに言ってんのこのオバハンたち。
説明会終了後、廊下で担任の先生に直接訊いてみた。
「お土産のカタログって、先に注文をしておいて現地で品物を受け取るということでしょうか?」
先生「いいえ。生徒の自宅に届くんですよ。」
「それって、お土産じゃなく、ただのお取り寄せ通販じゃないですか!」
先生「ハハハ...。」
「最近はどこの学校でもそういうのやってるんですか?」
先生「...。わかりませんが、私も初めて知りました(苦笑)。田舎だからなんでしょうかねぇ。」
(この担任はこの年に都市部の学校から赴任してきた人。)
田舎だろうがなんだろうが、こんなことまで学校の先生がする必要ないでしょ。
たぶん、旅行代理店絡みの大人の事情なんかがあるんだろうけど。
先生が気の毒すぎるよ。説明会で親戚に配る生八ッ橋の話まで持ち出されちゃ、やってらんねー! って気持ちになるでしょうよ。
因みに、この時質問した母親A。ここの自治体首長の奥様であられるのです。
やれグローバル化だぁ、やれ国際交流だぁ、ワールドワイドにホニャララ...等々、内輪で勝手に盛り上がってる暇があったら、京都・奈良くらいサッサと新幹線乗って自分で買ってくればいいのに。
そんなに〇〇の生八ッ橋がお気に入りなんですかっ!
・・・などと、家に帰る車の中でひとり大声出して吠えました。
その時に思い浮かんだフレーズ。
「首長の妻は生八ッ橋がお・好・き♡♡」
・・・なんだか響きが・・・イヤ~~ン 。(;´∀`)
クルマ選びにも出ちゃう?協調性のなさ。
最近、出掛けたついでに田舎道をあてもなくドライブするのがマイブームです。
今どき、こんな燃費の悪い車であっちこっち走っちゃガソリン代だってバカになりません。
昨年末、約15年乗り続けた愛車がついに修理不能となり廃車...(T_T)。
その前の代から数えると23年間、同じ車種。大好きな車でした。
もう新車ではもちろん、中古車でも手に入れることはできません。
・・・だって、超貧乏だから。
しかし車がなければ生活できないド田舎です。
今あるゼニをかき集めてどうにか条件に合う車を買いました。
(夫からの資金援助はゼロ... (-_-メ)。)
それはそれは古----い超中古車です。
私のクルマ選びの条件ってのは...。具体的に書くと車種が限定されすぎちゃうので省略。ファミリー向けではありません。
先日、職場の人達(男性数名)が話していました。
「やっぱりワンボックスじゃないとねぇ。」
ファミリーカーという分類(?)があるくらいだから、子どもが生まれて家族が増えたら、そういうタイプの車を求める人ってやっぱり多いのでしょうか。
職場の人たちの「ワンボックスだよねぇ。」というのは、子どもが小さいうち~中学くらいまでの間は、子供会(育成会)やら部活やらで、他のご家庭のお子さんも乗せたりしての送迎が頻繁にあるからだとか。
あぁ、確かにね。地域柄、どこの家にも2台以上車があるわけだけど、その内1台はワンボックスってご家庭が多いかも。
田舎に移住する前の居住地でも、ワンボックスカーの所有率高かったね。
息子が小学校低学年くらいまでは、ママ友たちとのお付き合いという苦行がありまして、車を乗り合わせてのお出掛けというのを何度か経験させていただきました。
幼稚園年長さんの頃…。
近所のママ&その娘を後部座席に、息子を助手席に乗せて出掛けたことがありました。
その娘、ウチの車に乗り込むやいなや、こう言った。
「なに?この車! 狭っ!」「乗り心地、悪ーーーー!」
そして母親は...、
「〇〇ちゃん、こういう車もあるの。ウチみたいに広々してる車ばっかりじゃないのよ。我慢しようね。」
胸ぐら掴んで、引きずりおろしてやりたかったよ。
「ハハハ・・・。」と乾いた笑いで受け流すしかできなかった自分が情けない。
「なにをぬかしとるんじゃぁ!」
「こっちはな、V8でな、排気量だってゴッツウあるんやで!!」
「お前んとこの車3台分の値段するんじゃ、コノヤロー!」(10年ローンだけどな。そんでもって、返済するのに毎月ヒーヒーいってるけどな。)
怒鳴りながらグーでパンチしてやりたかった。(大人気ない...。)
自分が稼いだお金で買う車。(当時の私は無職でしたが。)
他人にとやかく言われる筋合いはない。
好きにさせて!
私はさ、ワンボックス車っていうの、まったく運転したいと思わない。見た目も好きくない。
ワンボックスの中でもグレードの高い(値段の高い&大きい)タイプを所有するのがママ友界隈では一種のステータスなようでしたが、車両本体価格が高かろうと、ただの箱が動いているようにしか見えない。車の面構えもどれもおんなじにしか見えない。
なーんて、いくら文句を言ったところで、中古でも今の私には買えないんだけどーーー(ToT)
みんながみんな、子どもの送迎だけを考慮してマイカー選ぶわけではないんでしょうけどね。
私の場合、子供会や部活の送迎というものから逃れられたのは、我が息子のおかげでもあるのです。
子供会への入会を断ったことで周りのママたちからは非難の嵐でした。
あるママ(おそらく元ヤン^^;)からは「こういうヤツがいるからぁ、少子化とまんねーし!」と、意味不明の暴言を頂戴しました。
中学でこっちに引っ越してきたらは育成会というものがあり、強制加入させられたので会費はお支払いしましたが、活動は全て不参加。
だって、不登校だったんだもん!
不登校だったから、部活も幽霊部員。
保護者連絡網で毎週毎週、応援だぁ送迎だぁのやりとりがあったようですが、部活顧問を通じてシャットアウトさせていただきました。
息子よ、ありがとう。
こんな母でごめんなさい。
協調性ゼロでごめんなさい。(いや、ゼロじゃない。マイナスか。)
オバチャンふたりのちっちゃな旅
ちょっと日にちが経ってしまいましたが...。
10連休最終日、友人と日帰りプチプチ旅行へ行ってまいりました。
私の車で彼女の家まで迎えに行き。ドライブ開始。
特にスケジュールなんか立てずに行き当たりばったりのちっちゃな旅。
なるべく普段通らないような道を選びつつ、新緑の景色を楽しみました。
朝の天気は曇り。車中が暑くならずちょうどよかった。
ランチは、お肉屋さんが経営しているというレストランで肉肉しく。
おしゃべりに夢中になりすぎて写真撮るの忘れたけど。
山のほうへグングン上がっていくと雨が降り出し、気温も低下。寒いっ。
あ~、この駅!
日本一のモグラ駅と呼ばれる土合(どあい)駅。
一度来てみたかったのよねぇ。こんな所にあったんだ。
駅の中。ひんやりしてて、なんかゾゾっとする。
もちろん無人駅です。
駅前には数台の車が停まっており、けっこう観光客が訪れるようです。
そのためなのか、駅舎は朽ち果てて崩れそうなくらい古びていますが、お手洗いはめちゃくちゃ綺麗!
あら、私たち以外はみんな男女のカップルじゃんっ。手ぇ繋いでるぅ。
そう、薄暗い通路と階段。吹き抜ける冷たい風。
ミシミシガタガタと鳴る窓ガラス。
昼間でも一人で歩くのがコワイくらいの空間…。
カップルの女性たち。男性の腕にしがみつくようにひっついて歩いてる。
いいわね。若いって。
ん? そんなに若くはない人もいるわ。
ご夫婦かしら。夫婦とは限らないよね。
アタシは夫と手を繋ぐどころか、一緒に出掛けることなんざ、もう一切ございませんから!
ちょっと下って水上駅周辺をぶらぶら。
さっきの駅がすごかったから、とっても近代的にみえてしまいます。
こういうの、ぜったい顔出してピースしちゃう。
道の駅でもブラブラ。
谷川岳も雪解けの季節。川の流れが勢いよく、眺めているだけで気持ちいい!
このあと、美味しい珈琲屋さんでケーキとコーヒーを堪能。
ここでもまた、積もる話に熱中してしまって写真なんか撮ってない。
道中、あちこちに足湯に浸かれる休憩所もありましたが、靴脱ぐ→靴下脱ぐ→湯に足入れる→濡れた足をタオルで拭く・・・
めんどくさいから、入らない。
彼女も私も、長~い専業主婦生活の後、昨年のちょうど同じ時期から働き始めました。
私と違って彼女はザ・有閑マダムだったんですけどね。
アタシは勇敢マダム(* ̄∇ ̄)ノ。(← いつも言ってるよコレ。)
「外に出て働いてみると、今までになかった視点で物事を考えられるようになったわ。いろいろ大変なこともあるけど、仕事を始めてみてよかった。」
職場の愚痴をたくさん吐き出した後に、彼女は嬉しそうに笑ってた。
お互いがんばろうね! 次は海の見えるところまで行こう!
恋煩いと心の病
恋煩い...。もちろん私ではありません!
今朝のお散歩中、久しぶりに会ったイヌ友さん。
ミニチュアダックスの男の子なのですが、しばらく見ない間にずいぶんとすっきりスリムな胴体になっているのです。
飼い主さんの話によると、ここ2~3週間で体重がマイナス500g。
近所に住む可愛い女の子(トイプードル)に一目ぼれしたらしく、それによって食欲減退。常にソワソワ落ち着かない。
発情シーズンですから。
一方ウチの助さん(未去勢の男子)。発情期にみられる症状や行動等、これまで一度もありません。いたって平常モード。それ以外もね、パピーの頃から、ちょっとイヌらしからぬオモロイ子なんですよ。
恋だのなんだの、もう1ミリも関係のない年齢になっちゃったけど、そもそも何かに悩んで食欲がなくなるってこと自体、人生の中でなかったよね~~!
などなど、イヌ友さんとオバチャントークでゲラゲラ笑いながら帰ってきました。
そうね、遠い昔、若かった頃も『恋煩い』みたいなものってなかったねぇ。
患っていたのは心そのものだったしね...。
自分の心身に起こる様々な症状がPTSD(心的外傷後ストレス障害)によるものだとわかったのは、息子が生後10ヶ月の頃。
そこから10年以上、カウンセリングを受けるために精神科クリニックへの通院が続きました。ほぼ毎週。回数にしたら...うーーーん。計算できない!
・・・おっとっと...。
このあたりの話はまた今度にしておこう。
とりあえず現在の私は長い長い暗闇を抜け、週休2日フルタイムで働けるようになるまで心身ともに健康を取り戻しています。
もちろん、いろんな悩みや苦労は尽きませんが、食欲全開、今日もモリモリ食べて、そして飲んで、ダイエットとはほど遠い生活(;'∀')
食欲&物欲にエネルギーを使い果たしているためなのか、性欲方面がスッカリなりを潜めている、という状態はずっと変わんないなぁ。
あ、こんな話はどうでもいいですかっ。
失礼しました...(´・ω・`)/
怒られちゃったみたいだからちょっとだけ書いておこうかな
前回の『学校に求めすぎる親たち』を読んでくださった方から、貴重なお言葉を頂戴いたしました。
原文のままではありませんが、こんな感じ。↓↓
「いつも他人の批判ばっかりして、あなた、何様ですか。
~(中略)~ 黙ってなさい!
完璧な人間なんていないんです。」
・・・ずいぶんとご立腹な様子がうかがえます。
どこの誰だか存じ上げませんが、真摯に受け止めさせていただきます。
受け止めたうえで申し上げます。
・・・・・黙ってなんかいられませんから!
黙ってられるような慎ましやかな人間だったら、こんな人生送ってませんよ!
そして私は、何様でもありません。
ブログタイトルのとおり、正真正銘ド田舎山ん中で、笑う気力も失せちゃうくらいヒドイ毎日を生きる五十路のババァです。
気の利いたお役立ち情報なんかを発信できるわけもなく、素敵な暮らしぶりを写真でご覧いただくなんてこともできるわきゃぁないんです。
そんな私が気の向いた時にくだらんことを書いちゃうくだらないブログです。
だから、こんなモンに怒らないでいいですからね~~!(/・ω・)/
で、見ず知らずのお方に叱られた後、呟いたのがコチラ。↓↓↓
~~♪なんでだろ~~お、なんでだろ~、なんでだなんでだろ~~~~♪ なんでだろ。テツandトモが頭の中でずっとグルグルしてる。
— *HARU* (@dokokaniwind) 2019年4月18日
家族のLINEでしか使わない「おだまりっ」スタンプ(美川憲一のf(^_^))。「おだまり!」って日常の会話では出ないね…。 「黙ってろ!」は夫婦喧嘩であるかも。あ、きみまろスタンプの「開いた口が塞がりません」は息子によく使うなぁ。寝てる時は口閉じてたほうがいいよね。鼻呼吸大事。
— *HARU* (@dokokaniwind) 2019年4月18日
『Nobody's Perfect』(鳴海荘吉) 名曲です…。#仮面ライダーW #吉川晃司
— *HARU* (@dokokaniwind) 2019年4月20日
ひとりでいる時も、誰かと一緒でも、会社で仕事してても。
だいたいいつも、どーしょーもないことがグルグルグルグルグールグルっと頭の中を駆け巡っているんですよねぇ。
自分でもわけわかんない。疲れます。
こんなオバチャンが書くこんなブログ。
読んでくださり本当にどうもありがとうございます!
懲りずにまた書いちゃうと思いますけど。
ごめんなさいね~~~(^.^)/~~~
学校に求めすぎる親たち
新年度がはじまり、もうすぐ新しい元号に変わります。
息子はとうとう高校3年生になりました。早いものです。
前回は、通信制高校の見学でファイヤーしたとか書いちゃいましたが、あれね…。ホント、あの時の先生、お気の毒さまでございました。(すっかり他人事。)
あの先生は悪くない。生徒思いの熱心な方でした。
その熱心さが私には合わなかった、ってことだろうな。
不登校だったりする子の親の集まり、あるいは、そういう親子のサポートしますよ~♪ というボランティア的な団体。
息子が不登校になったばかりの頃、少々参加しちゃいました。
その繋がりで勉強会やら講演会やらっつうのにも行ったことがあります。
あの高校の先生も、そういうのに参加していたみたいです。
良いか悪いか。正しいか正しくないか。わかんないし、どうでもいい。
けど、私は最初っから違和感いっぱいで、すぐにオサラバした。
親たちの言い分、それをサポートするという大人たちの「アドバイス」。
どれもこれも、しゃらくせぇーーーーーったら!!
詳しいことは長くなっちゃうから、やめとこ。疲れるし。
あ、でもせっかくだから、ちょっとだけ...。
学校の理解がない、周囲の理解がない、社会の理解がない。
・・・こればっか。
そんで、理解してもらって支援してもらうためにはどうすればいいか。この辺りが重要なポイントらしい。
例えば...。
子どもの『取扱説明書』を作って学校に渡す。・・・んだって。
電化製品じゃねーーーんだしっ!!
学校に説明してもわかってくれない、お願いしても何もしてくれない。
挙句の果て、学校の先生は税金ドロボーだ、なんて発言まで飛び出す。
わかるわけねーーーだろが!!
多くの親たちが口にしていた「子どもの困り感」なるもの。
これを学校に理解してもらいたいんだってさ。
子どもより親の方がよっぽど困りきってるようにしか見えませんけどーーーー?!
だいたいね。親だからって、我が子のこと、理解できてるんですか?
アタシなんざぁ、息子のこと、未だにサッパリわかりませんゼ。
わけわかんねぇーーー! の連発。
困り感?
そんなもの、理解しろって要求される先生たち、マジ困るんじゃないの?
食べ物のアレルギーとか、睡眠障害、起立性調節障害など健康面に大きく影響するものに関しては、必要な理解と協力を求めなきゃいけない場合もあるでしょう。(申し訳ありません。詳しいことはわかりません。)
LD(学習障害)で困っている、という親御さんも多かったけれど、LDについて適切な対応ができる学校なんて、まだまだ少ないのでは。じゃぁ、どうやってサポートしたらいいの。(すんません、詳しくはわかりませんm(__)m)
学校生活を送る上で、何かしらの困難を抱えているのかもしれないけど、親御さんたちの話の中身は、ただ学校や周囲への理解を一方的に求めるだけで、じゃぁ自分たちは何なの? とっても他力本願にみえました。
「みんなちがって、みんないい」という、金子みすずさんの有名な詩の一文を引用しては、他の子と違うこの子の個性を認めてよ。としきりに言う。
みんな違うんだったら、学校にサクサク行ける子にも、勉強バリバリできる子にも、誰にだって個性なんてあるんだし。
同調圧力がどうの、没個性がどうの・・・。
現在の学校教育はダメだダメだと嘆いて文句言いたいのはわかる。
でも、グチグチしてる間に、子どもはあっという間に大人になっちゃう。
男子中学生なんて、すぐにオッサンになっちゃうじゃんかっ。
親の側が「理解してほしい」と考えている内容。それを説明書とかマニュアルにしたとしても、子どものほうがどんどん変わってく。日々、成長してるんだから。
私も学校に対していろいろとお願いをしたこともあります。
でも、理解してもらおうとは考えていませんでした。だって、わかるわけないんだから。
人を理解する、なんて簡単にできないでしょ。
理解とか、ってんじゃなくって。なんていうのかなぁ。なんか、もっと、フワっと曖昧なものでいいんじゃないのかなぁ。
そうそう。
この春卒業していった1年上の先輩からもらったという手紙。その内容を息子がLINEで送ってくれて。
こういう感じ。これでいいんじゃないの? って思うんですけど。
(↓↓ プライバシーに考慮して少しアレンジしてあります。)
『〇〇へ
君はほんとによくわからない人です。
そして、かなりの変人です。
~(中略)~
~(高校生活での出来事などが綴られる)~
はじめの頃は、おかしな奴だと思ったけど、
君のやってること、話すこと、悪くないなぁ、
と最終的には思えるようになりました。
いつか君の夢が叶うといいね。 』
たぶん、この先輩は2年間かけて、息子のことを少しずつわかってくれた、というよりも、わかろうとしてくれたんじゃないのかな...。
・・・ん? やっぱ、キョーレツに変わりモンで、よくわかんないヤツ、って、ダメ出しされてるだけかっ!! (;´∀`) !!
学校見学でファイヤーーー!!した話。
友人のお子さまが大学合格! 進学祝いを携えてランチをしてきました。
下の弟クンは今度中学3年生。
彼女と知り合ったのは、息子が不登校だった頃。
高校受験、どないするんじゃーーー! ワタシの頭の中はそれでイッパイでした。
知らない土地。知ってる人ゼロ。情報なんにもナシ。
山ン中で悶々としてる場合じゃねーゼ!
もう勢いだけで動き出し、あれやこれやと奔走していた。そんな時に、とある親の集まりで一緒になったのでした。
子育ての悩みも悩みとせず、どんな時も前向きに「どうにかなるさっ!」と明るい彼女からは、いつも元気をもらっています。
そんな彼女と、こんなワタシですから、そういった ↑ 親の集まりみたいのは性に合わず、ってか考え方も根本的に合わず、とっとと抜けて個人的なお付き合いになったのです。
「弟クンも、もう中3かぁ。ワタシ、息子が中3の頃は、どうにかなるわっ、なんて思えなかったよ。心配で夜も眠れなかったもん。」
「え~~?! ハルさん、そうだったっけ? あの当時も、あっちこっちでバシバシやってたじゃないのぉーーー!(笑)」
あ、そうね。そうだったかもね。と、こんな思い出話になりました。
↓↓↓
(※念のため。私は通信制高校を否定するってゆう気持ちは全くありません<m(__)m>
だって、他でもやってますからっ。(^^ゞ)
3年前の2月、ある通信制高校の見学に行きました。個別相談とかいうものに申し込み、そこの校長みたいな先生と会ってきた。
こじんまりとした部屋に通され、パンフレット一式を渡される。
で、一枚の用紙に、子どもと保護者の氏名、住所、電話番号、在籍してる中学校名なんかを書かされる。
個人情報、ダダもれやんかーーーーーっ!!
校内の様子とか、3年間でどんなことするのかとか、そういうことを伺いたかっただけなのに、先方は違う。「相談」の要素が濃いらしい。
「今日は〇〇君は、お家でお留守番ですか?」
その日は火曜日。
「いえ。平日ですから。学校です。」
「え、えぇーーーーーー?! 学校、いってるんですかーーーーー?!」
・・・・・。しょっぱなから、アタシのこめかみには青いスジがクッキリだよ。
「でも、昼夜逆転ですよね?」
・・・・・。いいえ。
「普段、お家では何をして過ごしてるんですか?やっぱり、ずっとゲームばっかりしてるとか。」
・・・・・。いいえ。
・・・コイツ。 この人。 どーしても、当てはめたいんだね。
「通信制にくる生徒」=「不登校」=「昼夜逆転」=「家に籠ってゲームばっかり」
というイメージに。
息子は不登校ではあったが、昼夜逆転ではなかったし、ゲームばっかりでもなかった。
それにね、校長だかなんだか知らんが、初対面の人に大事な子どものプライバシーを晒しに来たんじゃないんだよっ。
ようやく、カリキュラムやらの話に。
「うちの高校は、『一人一人の生徒に合わせた指導』がモットーですから ♪」
と、一冊のテキストを差し出した。
簡単な計算問題が並んでいる。
「例えば、数学なら、このように小学3年生くらいのレベルから始めます ♪」
えっと、えっとね。たしかに我が息子、勉強の遅れはハンパじゃない。中でも数学は一番の苦手。だが。
「あの。息子、数学でしたら、中1のところから始めるくらいで大丈夫なのですが。その子の進度に合ったところから学習できないのですか?」
「いいえ。みんな同じレベルから始めます。ご安心ください!」
・・・・・。
校舎内にいる生徒たちはみんな制服を着ていた。
「制服があるんですね。ウチは自宅から遠すぎて通学は無理ですから、入学したとしても在宅になります。それでも制服を準備する必要はあるのですか?」
「はい。月に1~2回のスクーリングに来てもらいますので。」
「月に1、2回着るために買わなきゃいけないんですか?」
「はい!こういう子たちって、朝、自分が着るものを選ぶのも困難なんですよ。起きるだけで精一杯、ということもありますしね ♪」
・・・・・。
息子。けっしてオシャレ君ではないが、毎朝、何を着ようかとか、明日はあれがあるからこのパンツでいこう! とかやってたよ。
身に着けるもので気分をアゲル。その日の行動に合わせて服装を選ぶ。そういうことも大事でしょ。
もちろんね、朝はそんな余裕がなかったり面倒だったりで、着るもの限定されてる方が楽な人がいるのもわかるよ。
けど、不登校になる子みんながそういうわけじゃぁないはず。
その後も、その先生は意気揚々と学校の良いとこアピールをしてくださった。
気持ちを落ち着けるための「クールダウンの部屋」。圧迫感たっぷりの壁に囲まれた狭い部屋。取調室かよ。
とどめに、「わが校では、伴走型の支援をしていますから。卒業後もずっと安心ですよ!」
卒業してからも、就職とかいろんな相談にのってサポートしてくれるんだって。
「生徒に寄り添った手厚いサポート」。これが売り、らしい。
卒業後も・・・?
卒業していく生徒の背中を温かく見送ってくれよーーー。
子どもが成長して巣立っていき、もう自分は必要じゃないんだ、って思えることも喜びのひとつじゃないのかーーーーー?!
この先生が熱心なのはわかった。かつて公立校の教員をしていた時代に出逢った生徒たち。学校で上手くいかない、学校に通えない。そういう子どもたちのために、なんとかしなきゃと尽力してきたって話もわかったよ。
でも、「決めつけ」の「押し売り」はやめてよね。
「そういう子たち」を一括りにカテゴライズする。モデル化した「サポート」を一方的に提供する。そして「やってあげてる」感たっぷり。恩着せがましい。
この人がはじめに言った「一人一人に合った・・・」って、なんなの。
「今度は、ぜひ、〇〇君も一緒に連れて見学に来てくださいね ♪」
「私は息子を連れてはきませんよ。来るか来ないか決めるのは彼自身です。」
「それから。息子本人が自主的に学んだり成長することのできる環境でなければ、3年間在籍だけして学費を払うなんていう気にはなれません。それなら中卒で構わない。父親の手伝いして畑耕してもらったほうがマシです。」
・・・(;^ω^)/// ちがう、ちがうのよぉ~~!
ほんとはサ、どうにしてでも高校だけは卒業してほしい!! って。
あんまりにもアノ先生が嬉々として的外れなことばっか話すもんだから。つい言っちまったんだヨォ~~~!
しかーし、敵はまだ笑顔で続けた。
「いや~。私の知ってるお母さんでね、やはりお子さんが不登校だったんだけど、今ではそういう子のための親の会を主催してる人がいましてね。 〇〇さん(←私)だったら、そういうの立ち上げたり、是非やってみたらいいんじゃないですか?」
はいっ。ファイヤーーーーーー!!!
その母親知ってるよ。一度だけちょびっと接触したことあるが、超上から目線で、アタシのことモンペ扱いした挙句、失礼極まりないこと言い放ったアイツ あの方ね。
でぇーーーっ嫌いなんだよ!
「ワタシ、自分が何をするべきか、何をするか、くらい自分で考えて決めて行動できるほどには充分に大人ですからっ!!」
あ・ば・よっ!
↑↑↑↑↑ ~~ ここまで回想 ~~
そうだったねぇ! そんなこともあったねぇ~!!
ア~~~ハッハッハッハッハッ!!!
それでもって、そのあとも地元の公立校見学でも、やっちゃってたよねっ!
ぎゃ~~っはっはっはっはっ!!!
ばばぁトークは、まだまだ続くのでした~~~ヽ(^o^)丿