どこかに吹く風

山ん中の笑えない毎日

田舎暮らし始めたものの・・・。「あんなことこんなこと、笑って吹き飛ばそっ。」と始めたブログですがもう笑う気力もございません。

熟年離婚について考えちゃう時

8月に入って1週間が経過。早いもので夏休みももう折り返し地点にきてしまいました。

 

息子が帰ってきている間は、内容はともかく常になんだかんだと会話の飛び交うわが家ですが、夫と私2人きりだと会話らしい会話なんかありません。

 

会話が成立しないんですもん(T_T)

私の知る限り、夫はどこへ行っても無口。口下手です。

最近は夫婦そろって他人様とかかわる機会も少ないのですが、誰と話していても会話がはずむ、という場面を見たことがありません。

 

しかも、これらの↑特徴を本人はまったく自覚しておりません。

そして、「無口」とか「口下手」とか、夫についてその手の言葉で形容すると、異常なまでに激怒するのです。

 

私は、べつに、ペラペラおしゃべりな人が好ましいと思っているわけでなく、無口とか口下手ってことを人間性のマイナス要素には捉えていないのですが、何度かこれらの言葉を使って、ひどく怒らせてしまったことがあります。

 

しゃべらない、しゃべりたくない、しゃべれない、どれでも構わないのですが、夫の場合、家族間だと、言わなくていいことを言ったり、会話の受け答えが全くズレていたり、いつも絶妙なタイミングで場の空気を壊したり、相手(私や息子)の気分を害するような発言をしてしまうものですから、こちら側の気持ちに余裕のない時などにそれをやられてしまうと、こっちがブチ切れてしまうことが多々あります。

 

夫婦だから家族だからといって、いつも話がかみ合うわけではないのかもしれませんが、あまりにも、残念なシーンが多すぎると、正直、私の心も凹みます。

 

10年以上前に友人から聞いた、彼女の親戚の叔母さん夫婦の話を思い出します。

夫が定年してずっと自宅にいるようになってから、妻(叔母さん)は夫と会話することに辟易してしまい、定年から半年後には夫婦間の会話はすべて筆談で行うようになった。って話でした。

 

今なら、携帯のメール機能が役に立ちますね。

実際に私も、ケンカになりそうな用件(お金にかかわることとか)や、夫からの回答がきっとムカツク内容だろうと予測できる時には、直接話しかけずメールでやりとりすることにしています。

 

私の体調不良が続いていたり、気分の落ち込みイライラがひどい時は、あぁ、このままメールだけでの会話に移行してしまうかも。もう、私たち終わりかも。なんて、頭の中でドンドン離婚の2文字が大きくなっちゃいます。

楽しい会話って、心の健康には不可欠ですもの。

 

なんて、これは私サイドの話ですからね。夫のほうにも、いろんな言い分があるんでしょう。

「離婚」の2文字が頭の中をよぎった回数だけで勝負したら、断然、夫が勝つでしょうね。

悔しいけど。鬼嫁・悪妻ですもん。これもまた、私の本音です。

 

 

 

 

 

 

息子の目利き

先日、息子と一緒に見たフジテレビの歌番組。

司会を務めていたのが、カトパンこと加藤綾子さん、お笑い芸人で佐々木希ちゃんとご結婚された渡部建さん、そして、森高千里さん、の3人の方たちでした。

 

息子がいると、どうしてもテレビネタ、芸能ネタばかりが話題になる我が家です(^^;)

 

カトパンって、かわいいけど、そんなに好みじゃぁないんだよな。」

とか、生意気なことを言ってる息子。

ハイハイ、そうですかぁ。と聞き流しておりましたが、聞き捨てならない、というより、聞き逃せない一言が、このあと息子の口から飛び出しました。

 

「この、森高千里って人、カアサンと似てるよな。」

 

えーーーーーーっっっ???

今、なんと言いましたーーーーー?????

 

絶対に何かの間違いとは思いつつ、喜びを隠せないワタシ。

けどね、どう考えても似ても似つかないのよ。誰が見たって。

顔かたちも、身体も含めた全体のカタチも、ね。

 

どうリアクションをとればよいか、喜びつつもうろたえているところへ、夫が登場。

 

「あ、そうだ。〇〇(息子の名)。お前、メガネ屋行かないと、だったよなぁ。」

 

そうだ、そういえば、高校入学前から、黒板がよく見えなくなってきた、って言ってたよ。

寮への引っ越しやらで、バッタバタしていたし、どうせたいして勉強なんかしないんだから、ってことで、メガネのことは後回しにしたまんま、高校1年の1学期が終了してしまってた・・・。(←なんて、母親なんでしょう!)

 

昨日、かかりつけの眼科に慌てて行って処方箋を書いていただきました。

医師「だめだよー。この年齢じゃ、半年に1回は検眼に来ないとね。」

  「メガネかけても両目で、0.5しか見えてないですよ。」

  「これでよく、学校の授業受けてたねぇ。」

 

親子して固まってしまいました。先生、ゴメンナサイ。

 

これで判明。やっぱりね。テレビの画面もよく見えてなかったね。

もう、森高千里さんを見ても私に似ているとは二度と言ってはくれないわよね。

 

いいんです。わかってるから。

自分で言うのもなんですが、私は自分をこう捉えています。↓

(中瀬ゆかりさん岩井志麻子さん)÷2-エロワタシ

 

TOKYO MX の「5時に夢中!」。このお2人が出演の日、つい見てしまうんですよね。

初めてこの番組でこのお2人が出ているのを見た時に思ったんです。

「あ、中瀬さんと岩井さんをたして2で割って、そこからエロいところを引いた感じ、私だなぁ。」

 

・・・どうでもいいことでした。

いつも頭ん中、こんな感じです<m(__)m>

 

不倫疑惑とか不倫騒動とか

斉藤由貴も不倫したんだ・・・。」

昨日、いきなり息子が、残念そうにボソっと呟きました。

 

「あら~、斉藤由貴なんて、よく知ってるわね。」

「うん。最近よくドラマとか出てるよ。」

 

テレビ大好きな息子ですから、最近のテレビ事情は私より詳しい。

「あの人、私と同年代よ。私よりちょっと年上。」

「え~!!?? そうなの??」

なんだよ、悪かったわね。

 

「あの人、けっこう俺、好きなんだけどなぁ。」

そうそう、息子の好きなタイプは、ホンワリした雰囲気で、頬がふっくらした感じなんだよね。

若かりし頃の斉藤由貴さん、まさにドンピシャリなんだろうな・・・。

 

最近は不倫だのなんだのって、芸能界だけじゃなく、政治家とか、そういう人たちのことも、すぐに話題になっちゃってて。

そういう報道をついつい見てしまう私。いろいろ考えてしまいます。(←暇なのよね。)

 

この夏公開になっている映画『昼顔』も、ドラマで放送されてた頃からずいぶん話題になってたようだし。

こういうドラマがうけるってことは、みんな多かれ少なかれ、そういう願望があるってことなのかしら・・・。

 

私なんかは、昼顔より昼寝。そんな暇があったら、昼寝してたいグータラだもの。

だって、ああいうのって、平日の昼間、夫や子供が居ない間に逢瀬を重ねるってことでしょ。(←結局、けっこう見てるじゃん。)

例えば、午前中にすべての家事を済ませて、お昼過ぎから密会。そして、夕方には何事もなかったかのように、スッキリ片付いたオシャレなお家で、学校から帰ってきた子供たちに、手づくりのおやつを出す。(←やっぱり、見てるんじゃん。)

 

できないわぁ。1日中どこにも外出せず家に居たって、夕飯の支度ぎりぎりまで、中途半端な家事しかできてない私には。

夕方、子どもが帰ってきたって、まだ自分も家の中も、モッサリしたまんま。

 

ドラマの中のことはさておき、この頃の不倫疑惑?不倫騒動?って、やれ「手つなぎデート」してたとか、「恋人つなぎ」だったとか・・・。

手をつないでる瞬間がバッチリ写真に撮られちゃってるんですね。

 

スゴイ。なにがスゴイって、手をつなぐって。スゴイ。

私なんか、最後に人間と手をつないだの、何年前だろう?思い出せないわ。

助さん(ワンコ・♂)とマル(ニャンコ・♀)とは、毎日お手手つないでるけど。

(手をつなぐというより、一方的に肉球をぷにゅぷにゅしてる。)

 

それから、「一線」ってやつを、越えただの、いやいや越えてません、だの。

そういう話を記者会見でやりとりしてるでしょ。

もう、一線って、どんな線なのよーーー?

ウチなんかもう、一線どころの騒ぎじゃなくって、家の中じゅう線だらけ。

「ここからこっちは、ワタシのテリトリーだから。誰も入ってはいけません。」

とか、

「ワタシが、新聞読んでるときは、これ以上近づかない&話かけない。」

とか。

それは、夫にも息子にもあって、お互いの線を越えないように、ってのがあるからね。

けっこう大変だし、疲れます。

 

・・・そういう線じゃぁない。あの一線っていうのは。

わかってるに決まってるんだけど、なんだか、こんなことをつい頭ん中で考えてみたりして。ホントに暇なワタシ。

 

じゃぁ、もし、私の夫が不倫しているとしたら。って考えてみると。(←やっぱり暇なんだわあ。)

ない、ない! 

「ウチの夫に限って。」って意味じゃなくって。

 

まず、人材がいないもの。お相手の。

私が住んでる、このド田舎じゃ、そもそもの人口が少ないし、その少ない人口の中でも後期高齢者の占める割合が圧倒的に高い。

それに、総人口よりも野生動物の生息数のほうがダンゼン数が上回ってるはず。

あと、密会するっていったって、そんな場所がないですよ。

すぐにバレちゃうでしょ。民家以外なにも無いし、その民家だって、ほとんどは親世代などと同居型が多いもの。

 

そんな環境の中で、もしも夫が浮気をしていたとしたら、それはもう神の域に達してる。むしろ褒めてあげたいくらい。

 

って、ほんとに。土曜の午前中から、くだらないことをツラツラと書いてしまいました。

自分が情けない。今日は晴れてるから、頑張ってこれから掃除に励もう。そうしよう。

 

ノリって大事

まだ体調が戻らない朝を迎え、頭も身体も重たくダル~い1日。

今日もグデ~っと寝ていたいところだけど、かなしいかな・・・。

無職で1円の稼ぎもないニートな専業主婦の意地が勝ってしまい、

「最低限の家事くらいしなくては!」と朝からガンバッテみました。

 

夕べの残りの肉じゃがと冷凍してあったご飯をレンジでチンするだけの、簡単な朝食を息子に提供し、私は、コーヒーとクロワッサンとヨーグルト。

テレビ大好き人間の息子は、すでに次々とテレビの画面を切り替えて、見たい番組を選んでいました。

私ひとりの時は、朝8時までニュース番組をつけているのですが、調子の悪い時に良くないニュースに触れるのは避けたいので、息子と相談の結果、今朝は録画しておいた歌番組の続きを見ることに。

 

2日ほど前に、特番で放送されたフジテレビの歌番組で、息子はすでに終盤まで見終わっていたため、今朝見たのは、あと最後の3組が出演するところだけでした。

番組のトリを飾ったのは、ショーケンこと萩原健一さん。

久しぶりに拝見しましたが、ずいぶんと落ち着かれたというか、お年を召されたという印象。

 

だって、私の中のショーケンさんのイメージは、ドラマ「傷だらけの天使」ですから。

私がまだ小学校にあがったばかりの頃でしたよ。

母からは、「女の子が、そんな番組見るんじゃありませんっ。」なんて、怒られてましたねぇ。

どんな内容だったかは、ほとんど忘れちゃいましたけどね。

 

さて、その歌番組にて。

演奏が始まる前、司会者等とのトークの間は、始終とぼけた答えしかしないショーケンさん。あら、ちょっと、大丈夫なのかしら?なんて思ったりもしましたけど・・・。

演奏が始まって、スポットライトが当たると、ギターを抱えて、なんだかカッコいい感じを醸し始めました。

 

歌のほうは、なにを言ってるのかわからない、ぼやいているような感じだけど。(←ほめてます。)

ギターの腕前も、上手なのかどうか、私にも息子にもわからないけど。(←ほめてます。)

最後には、ハーモニカも吹いてみせて、それも上手なのかどうかわからないけど。(←ほめてます。)

なんだかわからないけど、カッコいいね、っていう雰囲気がステージ中に漂っているように見えました。

 

私は、かつてのショーケンさんのステージは観たことないし、息子はもちろんショーケンさんが誰なのかすら知りません。

ただ、年齢を考えると、親戚のオジサンや、近所のオヤジさん達と、同年代のお方。やっぱり、長年芸能界にいる人って違うね~~、なんて話を息子とふたりでしていました。

 

あと、歌がうまいとか、演奏技術がすごいとか、そんなことはさておき、“ノリ”って大事なんだよねぇ、ってな話にもなりました。

なにしろ、私も息子も、歌うことは大好きだけれど、救いようのない音痴なものですから。

せめて、“ノリ”でカバーできるようになれたらいいね。という結論に至り、今朝の親子の会話は終了しました。

 

くれぐれも申し上げますが、ショーケンさんはカッコいい! とふたりで褒めている、ということに間違いはございませんから。

誤解なきよう、よろしくお願いいたします<m(__)m>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワタシの夏は、こんな夏

8月に入って早々、完全ダウン・・・。

毎年恒例の夏バテ。今回はこのタイミングで、やってきました。

 

動けず食べられず、グダグダの2日間。

布団の中で、ずっとスマホがお友達でした。スマホ、ほんとに便利。

 

まず、約2カ月前に始めたこのブログをザザっと振り返ってみました。

は、はずかしい・・・・・。

50にもなるオバチャンが、こっんなクダラナイこと書いてるよ。って、ほんとに。

 

とりあえず、今回から、冒頭の「こんにちは。“はる”です。」っていうのをやめてみることに決定。

だって、自分で読んで、叫びたくなったんです。

「『こんにちは。』って、お前だれだよ?! 馴れ馴れしいぞっ!」って。

 

あとは、ブログに何を書くかっていう、基本的なこと。

普段引きこもりっぱなしな田舎のオバチャンに、皆様に提供できる有用な情報など持ち合わせているわけがなく。

つい先日はじめてみたTwitterを眺めながら、みんないろいろな情報を発信してるんだなぁ、と感心することしきり。

 

だいたい、ここ数年は特に、年がら年中体調悪くてヨレヨレだから、まずは継続は力なり、で、何はともかくブログを続けてみよう。

 

息子にはほんとうに申し訳ないのだけれど、夏は一番カラダがついていけない時期で、7月~8月の間に最低1週間は寝込むのがお決まりな、役に立たない母親です。

今回も、息子がいろいろと気遣ってくれました。夫はぜんぜんですけれど(-_-)

 

ずっと寝てばっかりで活動しないでいると、思考も停滞してネガティブな方に向かいがち。

過去の嫌な記憶とか、思い出さなくていいことを思い返してしまったり、考えなくてもいいことまで考えてしまったり。

梅雨が明けても長らく続く、このドンヨリ天気も、気圧に影響受けやすい私にはマイナス要素なのですが・・・。

8月スタート、今日から仕切り直し!

 

さ、何からはじめようかな?(^^)/

 

 

 

 

美容室どこにしよっか

こんにちは。“はる”です。

 

週末は久しぶりに美容室へ行ってきました。

およそ2カ月ぶり。

ちょっと間があきすぎてしまって、の~びのびだった、私のアタマ。

 

いっくらド田舎暮らしのオバチャンとはいえ、身だしなみは大事ですから。

この辺りは節約せずに、がんばっております。

 

ココに移住してから、ずっと同じ美容室にお世話になっていましたが、

とうとう、そのお店ともお別れする時がきたようです。

この1年で、担当美容師さんが2回も変わってしまって・・・。

20代お年頃の女性美容師さんだったので、結婚とか出産とか、それぞれ事情があるので仕方はない。

仕方がないんだけど、やっぱり、あんまり変わっちゃうと。ようやく、お互いに慣れてきたところで、サヨウナラ、っていうのも残念すぎて。

で、現在、次なる美容室を模索中。

 

オシャレすぎるサロンは、緊張しちゃって少し敷居が高いんですけれど。

こんな田舎でも、最近の美容室は、外観も内装も、美容師さん(スタイリストさんっていうのね)も、とっても素敵でオッシャレ~なとこ、いっぱいあります。

(もちろん、昭和な感じのお店もけっこう残ってる。)

そんな美容室に居る時間だけ、ド田舎のオバチャンであることを、忘れられるという魅力があるから、たまにはそんな気分に浸りにいきます。

オシャレな空間に、このガサツ系アラフィフおばちゃんが乗り込むわけです。

 

今までお世話になっていたお店は、オシャレすぎず、ほどよくステキなお店で、スタッフの皆さんの雰囲気も好きだったのですが、一旦さようなら、です。

 

昨日も、心地よい時間を過ごして、サッパリと気分よく帰宅~♪♪

そして、洗面所に手を洗いに直行しましたら。

ピョイ~~ン!!!と、跳ねる物体がっっ!!

コオロギかと思ったら、カエルさんでした。

小さいアマガエルは、屋外だったら、あちこちにいるし、バッタリ遭遇してもだいぶ平気になってきたけれど、家の中だとキモチワルすぎるぅぅ。

 

オシャレな気分が一気にどん底に落ちた瞬間でした。

どんな手段で、そのカエルさんを退治したかは、思い出すのもキモ・・・なので、省略~~(^^;)

 

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ところで・・・。Twitterというものを、はじめてみることにしました。

ブログもTwitterも、ぜんぜんよくわからないままの、見切り発車です。

この間、息子の学校で、インターネット・SNSに関する、いろんなコワイお話しを聞いてきたばかりなのに・・・。

母親の私の方が、こんな調子でどうするっ?

 

ブログも、まだまだ、読んでくださる方、ほーーんのポチっとですが、

とりあえず、思いついたことは何でもやってみよっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワタシのデカイ靴

こんにちは。“はる”です。

 

今日は、お詫びと訂正から。

 

昨日、息子の買い物に付き合い、自分の欲しい物はガマンをしました。

と、しおらしいことを書いてしまいましたが・・・。

ごめんなさい<m(__)m>。半分ウソです。

 

息子が靴を買ったABCで、息子が選んでる間に、私も何足か試着をしておりました。

だから、欲しい物を完全にはガマンできず、あわよくば、息子の靴と一緒にレジを通して、自分自身をなんとなくごまかそう、という魂胆があったわけです。

 

ウソじゃないのは、結果、買わなかったこと。というか、買えませんでした。

試着はしたものの、ことごとくサイズ感がアウトだったから。

 

私の足は、“だんびろ甲高”ってやつです。

若い頃、おしゃれなパンプスを履きたくても、なかなか履けるものがなくて、とても困りました。

華奢なデザインや細いヒール、なんてものを無理やり履いた日には、キツイし痛いしで、一日中生きた心地がしないものでした。

 

女子大生時代の友人だったAちゃんは、いつもミハマのパンプスで、見た目も足元も清楚感あふれるモテ女子。私には到底マネができなかった。

ちなみに、このAちゃんは、例の、自称“手づくり”おいなりでも、男心をわしづかみにした、あのカワイイAちゃんです。↓↓↓

 

dokokaniwind.hatenablog.com

 

私は、ミハマのパンプスなんて、これまでの人生で一度も購入したことがありません。

履けないから。

横浜元町には、学生時代も社会人になってからも結婚後も、よく買い物に出かけましたが、ミハマの前はいつも、うらめしそうに、ガラス越しに店内をチラ見するしかできませんでした。

 

デパートやおしゃれな店舗で、店員さんにフィッティングを頼み、このデカイ足を晒した挙句に、靴に足がまったく収まらない時の、恥ずかしさと屈辱感は、若い私には耐えがたいものでした。

 

恥ずかしい思いをしたのは、靴屋さんでだけではありません。

飲み会などの席がお座敷の場合、靴を脱ぐという絶体絶命的な場面が必ずや訪れます。

会社員時代は、帰り際、並べられた靴を見て、たいてい誰かが言うんです。

「あー。誰の靴かと思ったら、はるさんのか。男の靴かと思った。」

「うわー。すごい。オッサンみたいな靴、履いてるんだぁ。」

そして湧き上がる笑い声・・・。

 

みんな私のことを『何を言っても傷つかない女』と思っていたに違いないのですが、いくら私でも、恥ずかしいって気持ちはあったんですけどね。まだあの頃は。

 

昨日は、ABCの若くてきれいな女性店員さんがフィッティングのお手伝いをしてくださいました。

合う靴が無くて残念でしたが、もうこのワタクシ。その程度では恥ずかしいって感覚、無くなっておりますから。

親切な店員さんにお礼を言って、息子の靴3足のお会計だけ済まして、お店を出ました。

 

今の私のイチ番お気に入りで、楽チンな履物は、靴ではなくて、草履か下駄です。

さすがに洋服の時には履きませんが。

毎日着物で生活できれば、足元が絶対的に救われるんだけどなぁ・・・。