義母、退院。
こんにちは。“はる”です。
約10日間の入院生活を終え、無事退院した義母。
倒れる前より、パワーアップして帰ってきたような・・・。
手術後の回復は早かったけれど、大事をとって、やや長めの入院でしたので、
ベッドでじっとしているのは、本人にとっては辛かったでしょう。
病室前にあるナースステーションを指しては、
「はるさん、あそこでお金払ってこないと、たいへんなことになるんじゃぁ。」
と、私が行くたびに心配してました。
「なんにも払わずに、泊まらせてもらって、食事まで世話してくれて、いいのかね。」なんてことも。
→ここは、旅館やホテルじゃないんです。病院なんですよ。
貴方は、倒れてかつぎこまれた病人ですから、お忘れなく。
→ナースステーションは、会計レジカウンターではありません。
→治療費、入院費等々は、退院するときに、まとめて支払うから大丈夫。
などなど、何度も説明しましたが、最後までイマイチ理解できないまま、退院とあいなりました。
なにしろ、倒れて動けない状態で、運び込まれた義母ですから、回復したとはいえ、体力的には衰えているし。
車での移動も、なるべく体に負担のかからないようにしなくては、と、座席のリクライニングとか、足が伸ばせるようにとか、夫と私でいろいろと考えて退院時の手はずを考えていました。
病院玄関前に予め移動しておいた車の後部座席に、義母を乗せるべく、ドアを開けて段取りを始めようとすると・・・、義母はヒョイヒョイ自力で乗り込み・・・、
義母「早く、かえろー。」
まったく、介助いらず。
自宅まで約30分の道中も、元気いっぱい。元気すぎる・・・。
私は、用事があって途中で車を降りたのですが、その際も。
「はるさん! ちょっと、待った!!」
と、ガッシリと、けっこうなチカラで私の腕をつかんだかと思うと、
「ヒロシ!! わたし、財布もってないから、ヒロシからはるさんに3枚!3枚、渡しておくれ!!」
(※ヒロシ=夫、3枚=たぶん3万円)
私「いいですよ。お義母さん。いらないですから。」
夫「そうだよ。これでも一応、家族なんだから。お礼なんていらないよ。」
↓
( “これでも、一応” って、なんなのっ?! )
義母「だって、今、渡しとかないと、はるさん、ウチにゃ、寄り付かないから。」
「次に会う前に、死んじゃうよ。」
(・・・すみません。寄り付かなくって。)
夫「大丈夫だよ。ふたりとも、シブトイから。どっちもまだ当分、死なないよ。」
この親子は。なにげない会話の中で、無邪気に鬼嫁の私のことをディスってる?
付き合いきれませんので、私は、サッサとひとり、車を降りてバイバイしました。
お義母さん、退院おめでとう。
(・・・絵心ありませんが、イラスト入れてみました<m(__)m>)