夏休みの宿題。手伝わなかった親です。
このブログに続き、最近始めたばかりのTwitter 。
昨日、子どもの夏休みの宿題『読書感想文』に関してのやりとりに参加させていただきました。
ひとさまの会話に入ってくの、かなりドキドキしましたが、ちょうどこのブログでも、夏休みの宿題について書いてみようと考えていたところで、そのツイートの内容が、常々私が「うーーーむ・・・」とモヤモヤしているところにジャストミート!だったので(^_-)-☆
昨日のツイート。ざっくり言うと・・・。
→小学生のお子さまを持つ方からのツイートで始まり、
→「親が手伝うことを前提とした、宿題の出し方って。どうなんでしょうね・・・?」
こんな感じでしょうか。(ニュアンス違ってたら、ごめんなさい。)
たぶん、多くの親御さんは、手伝うべき、あるいは、手伝わざるを得ない、ってことで、手伝う派が圧倒的主流なんだろうな、とは思います。
学校側も、ある程度「デキのいい作品」が提出されることを望んでいて、故に、親の手が入っても文句なし、ってところかな。
ウチの息子の小学校では、夏休み明けに、全校生徒の課題作品を各クラス毎に展示し、保護者たちが見学に行くという期間が設けられていました。
私は、そういうのが面倒で、見に行く気すらありませんでしたが(←この時点でヒドイよね・・・)、ママ友たちに誘われて低学年のころは、お付き合いで同行していました。
そこで驚いたのは、親たちのものすごい熱心さと、他の生徒さんたちの作品のクオリティーの高さです。
親が子どもの宿題を手伝うのは当たり前どころか、そのエネルギーのかけ方に絶句。
ちょこっと手を貸すなんてものじゃなく、父母そろって全面協力って家庭が多かった。
展示見学の際も、みなさん、他のクラスや他の学年の展示物までしっかり見て、品評会。
特に、上の学年の生徒の作品は写真を撮ったり、メモったりして、翌年以降の参考にするのだそう。
読書感想文に関しても、仕上げるまでに親が何回もチェックを入れるという徹底ぶりでした。
それに引きかえ我が家では、夫も私も一切ノータッチ。手伝うって頭が全くありませんでしたからね(*_*)
かといって、息子が何事もそつなくこなせる優秀な生徒だったわけでなく、ヤル気もなければスピード感もなし。
なので、「宿題やっとけよ~。」くらいの声かけはしてましたが。
毎年、クラスの他の子たちと比べられ、息子の作品のあまりのレベルの低さをバカにされたりもしたらしく。肩身の狭い思いもしたそうな。(←他人事みたいですね・・・)
私自身もママ友たちから、
「手伝わないなんて、信じられない。」
「子どもがかわいそう。」
「親としての責任放棄でしょ。母親失格。」
等々、言われてしまいましたっけ。
学校からだけでなく、周りからの評価というものを、みんな、ものすごーく意識してるんですよね。
夏休みの課題が直接の原因ではないけれど、中学校で不登校になった息子。
息子に余計な劣等感を植え付けてしまった責任の一端は、やはり親の私たちにもあるんじゃないかと、反省した時もありました。
しかし、こんな親ですから。根本的には変わることなく、息子に対しては同じスタンスで。
結果、約1年間の不登校を経て、学校に再び通い始めた頃に息子が私に放った言葉がコレ↓
「こんな親と家に一緒にいるより、嫌いな学校行ってた方がマシだぜ。」
あーぁ。こんな親でごめんなさい。でも、これってもしかして、作戦成功かも?
なんて、都合よく受け取っちゃいました(^^;)
今日、朝食を一緒にとりながら、息子にかつてのことを訊いてみました。
小学校の時、夏休みの課題を親が手伝わなかったことについて、どう思ってるか。
「はっきり言って、親に手伝ってもらって、それでいい評価もらったって、嬉しくないし、それの何が俺のためになんの?」
(ずいぶん、えらそうだな・・・(-_-;))
「学年の中で、親から手伝ってもらってなかったの、俺と、Aくんと、Bちゃんの3人だけだよ。あとはみーんな、手伝ってもらうの当然だったし。」
だそうな。
そのAくんと、Bちゃん、そしてウチの息子。
みんなそれぞれ苦労もしたけど、自分で自分の進路を決めて高校生となり、励まし合って頑張ってるみたい。
300キロ離れた今も、3人仲良く大の親友やってます(^^)