どこかに吹く風

山ん中の笑えない毎日

田舎暮らし始めたものの・・・。「あんなことこんなこと、笑って吹き飛ばそっ。」と始めたブログですがもう笑う気力もございません。

躊躇い、が無い。

2週間くらい前から、なんだか考える事が多すぎて、頭ん中がパンパン状態。

ブログ書く気力もなく、そうかといって、諸々の問題は何一つ解決しないまんま・・・。

 

こういう時って、日常のちょっとした言葉をしばしば誤変換してしまったりして、人に話すほどのことではないけれど、自分の中でクスクス笑ってしまうことが多いんです。

 

例えば・・・。

先週、ウチの息子が試験休みか何かで数日間、自宅に戻ってきてまして。

近所の人に、「息子さん、帰省中?」なんて訊かれると、これは→「息子さん、寄生虫?」としか入ってこない。

 

あとは、『それいゆ』っていう昔ながらの喫茶店みたいなお店の看板は、『それゆけ』にしか見えない。

 

なんていうふうに、私の頭ん中の誤変換は、ベタで昭和な感じのものばかり。

 

そんな時、またまた、息子もやってくれましたよ。

その“帰省中”のある夜、なにやらテレビの歌番組を観ていまして。

(ンっとに、今どき珍しすぎるくらいのテレビっ子なんだよね・・・( ˘•ω•˘ )。)

たしか、『歌のゴールデンヒット』(TBS)だったかな。昭和から平成までのヒット曲が次々に紹介される、というような内容だったと思う。

 

息子「カアサ~~ン!」

  と、台所にいる私を呼ぶ。

息子「昔の歌で、『こんぶ』って、知ってる?」

私 「え~?『こんぶ』??」

  「誰の歌?」

息子「わかんないけど。」

  「・・・あーー、裏の民宿のオヤジさんみたいな人!!」

 

?????仕方がないから、テレビのところまで確認にいきましたよ。

・・・・やっぱしね。

 

昆布』じゃなくて、『』だよ。

民宿のオヤジじゃなくて、谷村新司だよ。

 

『昴』が読めなくても怒らないからさ。

絶対的に『こんぶ』とは読まない、ということぐらい、気づいてくださいよ。

ちょっとは、「アレ?なんて読むんだ?」って、口に出す前に躊躇ってくださいよ。

 

息子。なんてゆーか、頭に浮かんだこと、心で思っちゃったこと、バカみたいに 正直にそのまんま発信しちゃうんだよねぇ。

危ない危ない。

 

でも、まぁ、発言や行動に躊躇いがないときっていうのは、多少の困難があっても、それなりにどうにかやっていけてる。バロメーターみたいなもの。

ちょっとオマヌケな発言も、心身ともに元気な証拠! と諦めてます(^^;)。

 

思えば、中学時代、不登校でたいへんだった時期は、躊躇うとか、なんとかいう以前に、全く身動きとれなかったんだもんねぇ。

あの頃は、ほ~んの些細なことですら、頭を抱えて悩みに悩んでたからねぇ。本人が。

 

とはいったって、のんきにペラっと『こんぶ』と言って笑ってる息子には、ピシッと喝を入れときました。

おバカ発言も、たいがいにしとけよーーー!!(-_-メ)