どこかに吹く風

山ん中の笑えない毎日

田舎暮らし始めたものの・・・。「あんなことこんなこと、笑って吹き飛ばそっ。」と始めたブログですがもう笑う気力もございません。

役に立たない

3月になりました。

昨日、関東地方では春の嵐だったとか。

「とか。」って他人事のようですが、ココも一応ギリギリ関東なんですけどね。

今日もわが家周辺は冷たい風が吹きすさんでスゴイ音。

普段から片付いていない庭の物たちがガンガン飛ばされてます。

バケツとか、ほうきとか。

苗を植えたけど、あっという間に枯らしてしまった何かの植木鉢とか。

あと、洗濯機の蓋とかね。

 

そう、庭の隅っこに古~い二層式洗濯機がありまして。

ワンコの毛布やタオル用にと、ココに転居してすぐに夫が自分の実家から運んできたんです。

製造年を見ると、ナント33年前。

アナログな物って長持ちだな~。シンプル・イズ・ベスト。

冬の間は屋外のホースが凍結してしまうので使えませんが、それ以外は大活躍の昭和の家電です。

 

それで思い出したのよねぇ。

今年度、役に立たなかったものナンバー1を。

それは、除雪機です。

手で前に押してくタイプのやつ。

雪が降らない地域の人はイメージ湧かないかな。

 

昨年、暮れも押し迫った頃、夫が中古で手に入れたんです。

わざわざ県境をひとつ越えてオンボロの軽トラで運んできました。

 

「新品で買ったら、100万円するんだよ!」

と鼻息荒く話す夫。

(でも、アナタの買った値段は2桁違うでしょ。)

「これが、ハルへのお年玉ってことだな!」

(あのぅ。これまで一度もお年玉なんて貰ったことないんだけど。)

(ってゆうより、お年玉なら現金でよこせっ。)

 

夫ひとりで盛り上がってましたねぇ。

でもね、私は未だに現物を見ていないのです。

なぜならば、その除雪機はウチではなく夫の実家に置いてあるから。

 

義実家とウチとの距離は車で約15分。

ですが、その15分間で標高がグググーーンと変わりますので、積雪量はウチのほうが断然多い!

 

朝起きて大雪だったりすると、外出もままならない。

大通りは夜明け前から自治体の除雪車がガーーーっとやりに来てくれますが、一本入ったわが家の前の道路はそうはいかず、除雪車を待ってると仕事や用事に間に合いません。

 

なのに、せっかくの除雪機は夫の実家。

ウチの庭には置くことができないんだって。

大きくて、ウチの小さい門からは庭に搬入できない。

駐車スペースも狭いから、どこにも置き場がないのです。

 

そんなこと、買う前からわかりきってるでしょ。

「積もったら、俺が実家から持ってくるから大丈夫だよ。」

と、嬉しそうに話す夫。

おい、笑ってんなよ。わけわかんないよ。

ま、今年は結局あんまり雪が降らなかったからよかったけどサ。

中古の大型除雪機は、結局この冬一度も出番がなかったのです。

 

ずーーっと別居状態だし、雪の少ない実家暮らしの俺なら大丈夫。俺は大雪でも困んないよ。

もし大雪で家に閉じ込められたとしても、ハルはもともと引きこもりだから問題ないだろう。

って、言われなくとも夫の顔に書いてある。5行くらいツラツラ書いてある。

 

・・・っとに。役に立たないね!!"(-""-)"!!

イエイエ、もちろん除雪機のことですよ。( ;∀;)v