どこかに吹く風

山ん中の笑えない毎日

田舎暮らし始めたものの・・・。「あんなことこんなこと、笑って吹き飛ばそっ。」と始めたブログですがもう笑う気力もございません。

不登校だった息子の今

こんにちは。“はる”です。

 

わが家の息子、現在高校1年生。

中学1年の2学期から怪しい雲行きになり、

3学期から不登校に突入しました。

 

中1の夏休み明けから不登校になるケースは、結構多いみたいですね。

(あくまで、私個人が感じてることで、統計的にどうなのかはわかりませんm(__)m。)

 

不登校というと、親は、

「寄り添って見守る」とか

「本人が動き出すのを待つ」とか。

そういうスタンスでいるべき、って感じが主流なのでしょうか。

 

息子が不登校になり始めの頃、私自身、

そういうアドバイスを複数の方からいただきました。

 

でも、私はとてもじゃないけれど、

じっと待つなんてことができなくて、

かなりガンガンやっちゃいました。

本人にも学校にも。

 

そんな私を、「モンスターペアレント」だと、

仰った方もいました。

たしか、親の会みたいのをやっている方でした。

 

学校に対しては、ガンガンやりましたよ~。

でも、私、モンスターではありません!

モンスターペアレントっていうのは、

学校側に自分の都合の良い理不尽な要求をつきつけるとか、

そういう親御さんのことだと思うので。

 

それにしても、この「モンスターペアレント」って言葉

いつ誰が生み出したのでしょう・・・・?

 

あ、それで、息子の話に戻りますが、

たま~に登校はするけれど、という具合で約1年が過ぎ、

その後は、毎日学校に通い始めてました。

 

不登校から脱した頃、息子が私に吐いた捨て台詞。

「お前みたいにウルサイおばさんと家にいるより、

学校に行ってた方がマシだぜっ!」

・・・本心だったと思います。

学校は好きじゃないけれど、行きたくないけれど、

こんな母親と四六時中いるのは、まっぴら御免。ってことです。

 

学校に行き始めたからと言って、

順風満帆だったわけではありませんでした。

一番は、勉強の遅れです。

息子の勉強ギライは、それはそれはすさまじいもので、

なんでそこまで嫌いになれるの?!と理解不能のレベル。

 

それでもどうにかこうにか、すったもんだで、

高校進学までこぎつけました。

 

私がやってきた、「モンペ」とも思われてしまうほどの、

あれやこれや、はちゃめちゃなやり方は、

「よい子はぜったいにマネしないでね」という内容ですが、

ウチの場合は、あれはあれでよかったんだと思ってます。

(反省の色、ゼロです(^^;))

 

基本的に、ダメ人間のダメ母ですから。

私には、たいしたことは、できません。

 

高校生になってからの息子は、

どんどん私を追い越していっていて、

不登校になる前の、彼らしさを取り戻しただけでなく、

エンジン全開で、前向きエネルギーがものすごいです。

 

夏休みにはアルバイトをする予定らしいし。

学費を払うだけでもアップアップの私たち親ですから、

自分のお小遣い、がんばって稼いでほしいです。

アルバイト面接、がんばってくれ~。

 

これでまた、今年の夏休み明けに、

「学校行きたくない。」なんてことになったら・・・・。

なんて心配も、やっぱり私の中にはありますが。

取り越し苦労に終わってくれるよう、祈るのみです。