義実家との距離
こんにちは。“はる”です。
わが家が田舎暮らしを始めるときに、
移住の本当の理由は誰にも伝えませんでしたが、
いわゆる『ママ友』たちは、
「なんで?!そんなに田舎に引っ越すの?!」
「ご主人の転勤?」
とかなんとか、たいていの人はしつこく知りたがるので、
「夫の実家がありますので・・・・。」
と一言だけ答えることにしていました。
しかし、そうすると、
「ご主人、長男? 同居するの?!」
と、根ほりん葉ほりんしてくる人がほとんどで、それに対しては、
「長男ですが、同居はしません。」
と、ほんとのことを話すと、ガッカリと残念そうな表情してました。
恐らく、彼女たちにしてみれば、
「夫がリストラになり失職」→「やむなく田舎の両親のとこへ転がり込み同居」
みたいなのとか、
「田舎の親の介護のために、仕方なく同居」とか。
ま、そんな感じのストーリーの方が、ママ友ランチ会のちょっとしたネタにもなるし、好ましかったのかな。
わが家が同居しないのは、住宅事情その他いろいろな理由があるわけで、
経済的には同居のほうが、どれだけ助かったことか。
でも、無理っていったら、無理なんだから、仕方がありません。
舅も姑も、今のところはどうにかなっていますが、
いつどうなってもおかしくない、高齢者です。
全く仲良くはできていませんが、何かあったときには、
すぐに対処できる距離に暮らしている方が、
いっくら鬼嫁の私でも、やっぱり安心なんです。
車で10分程度の距離にいますので、
夫は仕事の関係もあり、毎日両親と顔を合わせているし、
息子もたまに遊びに行ったりしてるし。
鬼嫁の私は、もちろん、近づきませんよ!!
幸いにして、舅も姑も、自分たちのほうから、
こっちの家に介入してくるタイプの人たちではないので、
お互いに、ほったらかし状態が、心身ともに健康でいられるって、
鬼嫁の私は、良い方に解釈しています。
義実家には、ときどき義妹(小姑っていうんでしょうか)もやってくるし、
この義妹が、これまた私の大っ嫌いな種類の人物なので、
関わらないのが何よりっていうわけです。
田舎暮らしに対しては、まだまだ不満と愚痴だらけの私ですが、
ひとつよかったのは、舅と姑に寛容になれたことです。
離れて暮らしていた頃は、都会生活が長い私には、
彼らのことは全く理解できなかったし、
彼らのことを「非常識」って憤慨することが多かったのです。
でも、私自身が田舎での生活を知ってみると、
田舎でしか生活したことのない、あの年代の人たちだから、
仕方ないんだよな、って思えることが増え、
腹の立つことがものすごく減りました。
ま、あちら(舅&姑)のほうにしてみれば、
こんな鬼嫁、ずっと遠くに離れていてくれた方がよかった、と
思っているに違いはありませんが。
だから、彼らの寿命が縮まないようにするためにも、
これからも、義実家には、敢えて近づきません。
はい、勝手な鬼嫁の言い分でした。
~~おしまい~~