どこかに吹く風

山ん中の笑えない毎日

田舎暮らし始めたものの・・・。「あんなことこんなこと、笑って吹き飛ばそっ。」と始めたブログですがもう笑う気力もございません。

犬の散歩が苦痛です

こんにちは。“はる”です。

 

わが家には、人間3人の他に、ワンコとニャンコが住んでおります。

運動嫌いな私にとって、毎日2回、朝と夕方の、

ワンコとのお散歩タイムは貴重な時間です。

これがなかったら、ほとんど家の中から出ませんから・・・。

 

田舎暮らしを決めた時、これからは自然いっぱいの環境の中で、

気持ちよくたくさんお散歩できるなぁ、と想像していましたが、

その淡い希望は、すぐに打ち砕かれました。

 

まず、道路のあちこちに、他のおうちのワンコたちの、

お忘れ物が落ちてます。

ほとんどの、飼い主さん、ワンコ用エチケット袋、持ち歩いてませんから。

よくてスコップだけ持っているかな。

はい。スコップだけで袋は無いので、ワンコが用を済ませたモノは、

道路の端っこ、または用水路脇に、エイッ!

とやって、おしまいです。

 

なので、油断していると、よそのワンコのアレを踏んでしまいます。

それが一つや二つじゃないので、散歩道、汚いです。

 

あと、もう一つ、お散歩中に疲れるのが、観光客に遭遇したとき。

休日ともなると、こんな何にもないところにも、

遊びにくる人たちって、結構いるんですよね。

泊りで遊びに来た人たちは、早朝のお散歩を楽しまれる人もちらほら。

 

そういう観光客の人って、たいてい妙にフレンドリーに話しかけてきてくれて。

そう、所さんの番組でやってた(今もやってるのかな?)

「第一村人発見!」みたいな気分なんでしょうか。

 

挨拶くらいはもちろん構わないのですが、

「あそこに見える山はなんていう山ですか?」

「そこの畑に植わってるの、なんの野菜ですか?」

など、質問してくるんですよ。ほぼ100%の確率で。

 

困るんです。

山の名前っていったって。わからない。どこ見渡しても山だらけで。

畑の作物。わかりません。葉っぱの状態じゃ。

せめて、実でもなってくれてたら、お答えできるかもしれないけれど、

でも、実ができてたら、観光客でもわかりますからね。

 

「すみません。わからなくて・・・。」

と、なんで謝らなくちゃいけないのか、モヤモヤしながら言いますと、

「あっ!この辺りの人じゃないんですね?」

って感じの会話になったりして。

 

一応、この辺りに住んでるけど、わからないんだよ・・・。

 

こんなことが、何度も起こるので、

なるべく誰も歩いていなさそうな時間を見計らって、出かけます。

 

それでも、運悪く観光客に遭遇してしまい、

同じような質問をされたなら、最近はもう、ひどいです。私。

「あーー!! 助さん、だめだよーーー!!」

(※助さん=うちのワンコ)

とか言って、

あたかも、急にワンコが走り出したかのような演技をして、走って逃げます。

(もちろん、リードはちゃんと繋いでもってます。)

誰が見ても、ワンコは走ってなくて、わざとらしいけど。

どうせもう、二度と会うことのない人たちだから、大丈夫。

と自分に言い聞かせて。

 

こんな自分、すごいちっちゃい人間だって、わかってます・・・。

情けないです。

 

これまでで、一番情けなかったのは、

お散歩中に私自身が道に迷い、家に帰る道がわからなくなった時。

そこへ車で通りかかった観光客に、

「〇〇川の近くにある△△荘って、どこですか?」

と聞かれたので、

「すみません。わかりません。」と謝ったあと、

私の方が、自宅に帰る道をナビで調べて教えてもらいました。

(当時、スマホ、持ってなかったです。)

 

私に出逢ってしまった、観光客のみなさん。ごめんなさい。