どこかに吹く風

山ん中の笑えない毎日

田舎暮らし始めたものの・・・。「あんなことこんなこと、笑って吹き飛ばそっ。」と始めたブログですがもう笑う気力もございません。

思春期息子の悩み。そして私の悩み。

夕べは夜中の2時まで家族会議。・・・寝不足です。

夕飯とお風呂を済ませ、さぁ寝よっ。 と思っていたところに、

「大事な相談があるから、ふたりに聞いてほしい。」

と、いつになく神妙な面持ちで息子から、夫と私に切り出してきました。

 

えーー?どうしたっ?何があったーーーっ?!

内心ドキドキでした。頭の中を、あんなことやこんなことがグルグル駆け巡ります。

 

話を聞いてみると、2カ月以上も悩んでいたらしく。

相談したくても話したら怒られるのではと、悶々としていた息子。

内容的には、友人とのトラブルで、双方に非があるようなので、これは学校が始まってからでないと、解決できませんから。今は保留。

 

ただし、ガッツリお説教もいたしましたよ。夫からも私からも。

息子のとった行動の何がいけなかったのか、悪いところは徹底的に。

難しい・・・。思春期、高校生男子。

しかも、親元離れて寮生活してますから。日頃、電話やメールのやりとりだけじゃ、すぐにわかってあげられない歯がゆさもあります。

 

それも含めて、大人になるためのお勉強。

この先、まだまだいろんな壁にぶつかるだろうけど、その度にステップアップしていってくださいよ。できるかな? ちょっと心配・・・。大丈夫か、オイ、息子!

 

私は若い頃から、よく友人・知人に言われてきました。

「はるさんって、なんにも悩みなさそうで、羨ましい~。」と。

これって、どう考えても決して褒め言葉ではない社交辞令の代表例じゃん。

そんなことを言われる度に、

「悩みがなさそうに見える、ってこと自体が悩みでもあるんだよっ!」

心ん中で、ドスのきいた声で相手にスゴんでました。

 

“顔で笑って心で泣いて”、って言葉もありますが。

私の場合、顔が笑ってなくても、体型的に、もしくは全体的に醸し出すイメージが、「なんだか笑える」。そういう人間なんだと自己分析しています。

残念すぎます。

 

べつに、他人様から「悩み多き人」って思われたいわけでもないし、「憂いを含んだまなざし」とか「ふとしたときに見せる表情が哀し気」なんて風に見られたい、ってことはないけれど。

 

息子が不登校だった時期に、同じような状況でお困りの親御さんたちとお話しをする集まりに参加する機会がありました。

その時も、

「はるさんみたいに、明るく笑って話せる人はいいけどね・・・。」

なんてことを言われて、内心ムカっときましたっけ。

「こういう場に参加してるんだから。悩んでるから、ココに来てるんだよぉっ。」ってね。

 

私、性格が明るいわけでもないし、心ん中は真っ黒ですから。

人前で、あっけらけんと笑って明るく見られるのは、自分の黒い部分を演技で隠してるんだよ。たぶん。

ふふっ。私って女優かも~?

 

ちなみに、これまでに私が「似てるね」と言われた女優さんは・・・

もたいまさこさん、渡辺えりさん、室井滋さん、藤山直美さん・・・ね、演技派でしょ(^^)v