どこかに吹く風

山ん中の笑えない毎日

田舎暮らし始めたものの・・・。「あんなことこんなこと、笑って吹き飛ばそっ。」と始めたブログですがもう笑う気力もございません。

ダ~ミだ、こりゃ。

世間一般でいうところのクリスマス。もう過ぎましたよね。

田舎(ワタシの住んでるココ)に居ると、そういうイベント系の季節感がありません。

ハロウィンが終わると、駅前や街中には、クリスマスらしいイルミネーションや飾りが眩い、ってのが当たり前な光景だと思っていましたが、田舎(ココです)には全くそういうのがなくて。

ま、駅前といっても、どうにかこうにか無人駅から脱出したところだし、“街中”というもの自体が存在しないんだけど。

 

自宅でも、クリスマス感ゼロ。で終わりました。

ツリーもリースも、なんの設えのないまま平常運転。

 

ただ、息子が帰省しているので、ケーキくらいは用意したほうがいいかな、どうかな・・・とは考えていました。

が、ケーキの予約とか、直前までなんにもせず。

 

クリスマスイブイブの日に、あの有名な会員制の大きい倉庫みたいなお店(コ〇ト〇)のチラシが新聞折り込み広告の中に混じっていて、ジャジャーン!とクリスマスケーキの写真が載ってました。

チラシの隅っこには、会員登録してなくても1回だけ入店できる券が付いていたので、そのチラシを持って、クリスマスイブの朝に息子と2人で最寄りのコ〇ト〇に行ってみることに!

 

最寄りの、と言っても自宅から車で2時間弱。気軽に出かけられる距離ではありません。

早起きして、開店時間前に到着しましたが、時すでに遅し。

もっのすごい入店待ちの行列が出来上がってました。

寒~~い中、待つこと約40分。

入り口の店員さんにチラシを見せると、奥のカウンターに誘導されます。

しかし!! うかつ、でした!!

「お客様。以前、会員になっておられましたね。」

ってことで、チラシの券は無効とのこと。

そうそう。田舎に移住する前は、コ〇ト〇のまぁまぁヘビーユーザーだったんだよね。

息子がまだベビーカーに乗ってた頃から、チョイチョイ買い物に行ってた。

田舎に引っ越すことになって、どうせこっちにはコ〇ト〇なんか無いよ、と思い、更新しないで、会員証もハサミで切って捨てたんだった。

 

あれから4年。会員だったことを忘れてはいなかったけど、チラシの券の片隅にちっちゃく「会員だった人は使えない」旨の注意書きしてあるのなんて、見てなかったよ。

 

どうすればいいんだい?

お店のスタッフ、

「新規に会員登録いただくか、今日はお買い物できないか。どちらかです。」

というので、せっかくはるばる山ん中から出てきたんだから、会員登録して買い物して帰るしかないじゃないですか。

それで、登録料の支払いについて確認したところ、私の所有しているクレジットカードでは支払い不可と!

あーー、そうだった。コ〇ト〇は、ア〇ッ〇スしか使えない。

そうだそうだ。いつも買い物行く時は、現金握りしめて臨んでたっけ。

 

ならば現金でお支払い~。と、お財布の中をチラ見してみると、さみしい状況じゃん(T_T)

会費を払ってしまったら、お買い物用に残る現金はギリのギリ。

「お客様。現金でしたら、あちらに銀行のATMがございますから。」と店員さん。

 

うーーーむ。どうすっか。と、ちょぴっと悩んでいたら、横にいた息子が。

「カアサン。いいよ、今日は。別のとこで買い物しよ。」

え?あら、そう?

「っていうか、カアサンの意気込みがスゴくて言わなかったけど。」

「おれ、ここの食べ物、味とかイマイチじゃん。好きじゃないんだよね。」

 

おーーーー!息子よ!

 

「それに、カアサン、前からいつも言ってたじゃん。」

「コ〇ト〇で買っても、量が多すぎていつもムダにしちゃうから、食べ物系はもう買わない、って。忘れたの?」

 

・・・。忘れてました。何もかも。

 

そんなわけで、情けなさ過ぎますが、店員さんには深々とお詫びを申し上げて、コ〇ト〇を立ち去りました。

 

そこからまた車で約1時間の、イ〇ンモールへ移動。

結果としては、そっちのほうが、私も息子もそれぞれ好きな買い物ができました。

結果オーライ。

田舎暮らしにとって、イ〇ンモールはありがたい存在でございます。

 

やれやれ・・・。買い物も済んで、そこからまた約1時間半、運転して家まで帰らなきゃ。と、お手洗いへ。

ズカズカと歩いてトイレの個室の前に来ましたら、隣の個室から出てきたのが・・・。

 

めっちゃ、オジサンだよっ!!

 

えーーーーっ?

私の横にも後ろにも、怪訝そうな表情の男性が数人。

 

ここ。男子トイレ!!

 

さすがに慌てた私。

「ごめんなすって!!」

と、頭を下げて、ダッシュで外に出ました。

(↑ なんで、ごめんなすって、だったのかは不明。)

 

でもね。女子トイレに男性が入ってきたら、もっと違う反応なんじゃないかな、と思う。

あの時、私を見てた男子トイレの人たち、私を責めるような目つきじゃなかったな。

哀れみ・・・。

かわいそうな、オバチャンな。って感じ。

 

あの日、あのイ〇ンモールの男子トイレにいた皆様方。

ご不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ありませんでした。

 

あーーーあ。

ほんと、なにもかも、錆びついてしまってるな ;( ̄▽ ̄);