どこかに吹く風

山ん中の笑えない毎日

田舎暮らし始めたものの・・・。「あんなことこんなこと、笑って吹き飛ばそっ。」と始めたブログですがもう笑う気力もございません。

片付け日記(5)・お墓、どうするの?

「片付け日記」を書いて、家ん中スッキリさせるぜっ! と思いついてから数か月。

代り映えのしない我が家のまんまです。

 

先週は、春休みで帰省中の息子&別居中の夫&ワタシの3人で義実家のお墓参りをしてきました。お彼岸でしたから。

義実家のお墓は、住まいから歩いて5分ほどの所にあり、お寺とか霊園とかではなく、田舎ではよくある、なんつーか、その敷地にその家だけのお墓がある、ってゆうタイプの。

「本家」という言葉を結婚して初めて知ったワタシですが、夫のところは本家。

“本家”とか“分家”とか、この辺の人たちは日常的によく使う。

要するに、代々長男の家が本家で、それ以外が分家、っつうこと。

別にたいそうな家柄でもないのに、やれ本家がぁ、分家がぁ、と頭にくっつけて話さなくてもいいと思うんだけどサ。

 

先祖代々が眠っているというお墓。そう遠くない将来、息子が管理しなくちゃいけなくなるわけなのよね。

墓石? 小さな石像? お地蔵様? え、ただの石? 

なんだかよくわからないけど、いくつも並んでいるそれらひとつひとつに御線香を。

何度か夫に、どれが何なのか訊いてみたことはありましたが、恐らく夫もよくわかっていないんだろうし、わかってても意思の疎通がイマイチな夫婦なもんですから、深く追及しないまま20年以上が経ちました。

 

それにしても、この状況じゃぁ、この先維持管理していくのはますます大変です。

土葬のも残ってますから。

ココに移住した頃、夫に提案してみたんです。

私たちが元気なうちに改葬というか、とにかくコンパクトにしておくべきではないかと。

答えは・・・100%ダメ×××!!でした。

理由は、

「お墓をいじるとよくない事が必ず身内におきる。」

「たたりが起きるから、お墓を動かしてはいけない。」

だそうです。

た・た・り』・・・!!

夫よ! おまえもか! その言葉を使うのかっ?!

 

昔、舅&姑の口から「たたりが起きる」を初めて聞いたとき、どんだけ驚いたことか。そして頭にきたことか。

 

dokokaniwind.hatenablog.com

 

今はもう驚かないし怒る気にもなりません。

この人たちは、いつだってそう。

自分たちがやりたくないこと、考えたくないことは、ぜーんぶ、

「バチがあたるから。」「たたりが起きるから。」

の二つで片付けちゃうんだからね。

 

夫もついに奴らの手下になったかっ! 

アナタたちなら、バチがあたろうが、たたりが起きようが、

しぶとく生き延びていけるから心配いらないと思いますけどっ!

 

っとーーに・・・。

夫の実家だけじゃなく、ワタシの実家の方だって、お墓の問題はあるんですから。

ま、いろいろあって絶縁状態のワタシがなに言っても無駄なんですが。

けど、ワタシたち大人が今ちゃんと考えておかないと。

何十年後、息子クンひとりが背負わなくちゃいけなくなるんじゃぁあんまりだ。

と、母親のワタシはそれが心配なんだよ。

 

それを言っても、「先のことを心配してもしかたがない。」としか返さない夫。

未来の心配より、今のたたり、ってことかっ(-_-メ)