どこかに吹く風

山ん中の笑えない毎日

田舎暮らし始めたものの・・・。「あんなことこんなこと、笑って吹き飛ばそっ。」と始めたブログですがもう笑う気力もございません。

鬼嫁の親心

こんにちは。“はる”です。

 

今日は久しぶりに雨が降らず、溜まった洗濯物をやっつける絶好のチャンスでしたが、1日息子の買い物に付き合い、家事は後回しとなりました。

 

“買い物に付き合う” = “いろんな物を買わされる” です。

今日は主にファッション系のもの。

といっても、田舎すぎるこの地元には、気の効いたお店なんて、ひとつもありませんから、少しだけ“町”まで行かなければ、用が足りません。

 

わりと小さい頃から、身に付けるものの好みを主張する息子。

本人が気に入って購入したものじゃないと、無駄になることが、けっこうありました。

 

家計困窮中の私としては、お値段優先で選びたいけれど、高校一年生というお年頃。

それなりのものは、買ってあげたい。

だから、私の物はガマン、ガマン。

 

私には買い物依存気味だった時期もあったのに、ここまで物欲を抑制できるのは、こんな鬼嫁で、なおかつ女子力ゼロな人間にも、母性というものはちゃんとあるのかな。なんて思ったりして。

 

今日の買い物のメインは靴。

また少し身長が伸びたかしら、と息子を見上げる毎日でしたが、靴のサイズ=27.5センチ。春先より、ワンサイズUp 。デッカイ。

デカイの3足ご購入~♪

 

指定靴のない学校なので、必要経費よ!と、渋る夫は、黙らせて(^^)v

私も、欲しいな、と思う靴がありましたが、購買意欲をグッとこらえて、帰宅しました。

 

まぁ、私なんて、基本、家の中に引きこもりなので、オシャレな靴の必要性はあんまりないんですけれど(*^^*)

 

 

動物園ですか?

こんにちは。“はる”です。

 

わが家の息子。この夏休み、毎日アルバイトに励んでおります。

職場で高校生は息子ひとりのようで、皆さんにかわいがっていただいてるみたい。

最近は、“ブラックバイト”なんて問題もあるらしいので、そうじゃなくて、ひと安心。感謝、感謝。

 

私の初めてのアルバイトは大学生になってから。

中学生の家庭教師が最初のバイトでした。その次に、学習塾の講師アシスタント。

こんな私に、そんな時代があったなんて、ね~。(ちなみに、モテない女子大生でしたからっ。)

 

息子のバイト先、夏休み前に、ちゃーんとした雇用契約書や誓約書を取り交わすなど、短期のアルバイトでこんなに丁寧にやるんだぁ、と感心してしまいました。

最近のアルバイト事情はわかりませんが、しっかりした会社さんのようです。

 

「甲」だの「乙」だの、知らない言葉ばっかり並んでる契約書。

見るのも初めてな息子ですが、案の定、めんどくさがって、内容なんて読みゃ~しません。

本人の署名・捺印が必要な書類なわけだから、自分で一字一句きちっと確認しなさい、などと言ったって、無視してやがる・・・。

 

そんなわけで、私だってめんどくさいけど、契約書等々、一緒に読み合わせをすることにしました。

まずは、息子に音読させて、意味のわからない箇所や文言を私が説明する、という流れで。

 

契約書の内容は、項目ごとの箇条書きだから、すんなりクリア。

あとは誓約書。いわゆる個人情報や秘密保持等に関する大事な約束事です。

 

そうですよねぇ。バイト先の様子など、遊び感覚で気軽に写真撮ったり、SNSで流したり、やっちゃいけないこと、たくさんあります。

息子世代は特に気をつけなきゃいけないです。こわい、こわい。

 

渋々、誓約書の内容を声に出して読み上げる息子。

うん。よしよし。しっかり頭に入れておくのだぞ。と、聴いていたら、後半にさしかかったところで、その事件は起きました。

 

「当社に・・・(中略)、ひつようなトド、そのウマを・・・(以下略)。」

 

ちょっと、待ったーーーーー!!!

ひつようなトド? そのウマ?

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おーーーい。アンタのバイト先、動物園かっ??!!

 

ひとまずツッコミを入れたあとに、恐る恐る書類に目を落とすと、

 

『・・・必要な都度、その旨を・・・』

ですがな。

ウチの息子って・・・・・。

オモシロすぎるーーーーーっっ(*'▽')

 

って、喜んでる場合じゃぁないんだよぉ! 

 

オイ。そこの高校生。なにをやっとるんじゃぁ!!

しっかりせんかーーーーっ!!

と、波平風に喝を入れときました。

 

息子くん、小さいころから読書が嫌いで。ほんとに、本というものを読みません。

全般的に苦手な勉強の中では、唯一、彼の得意とするのが“漢字”なのですが、その得意なジャンルというのが、受験勉強や一般教養には、ほぼ役に立たない。

 

薔薇、檸檬、蒟蒻、麒麟

牡蠣、鮟鱇、・・・・。

 

うん。こりぁ、ぜんぜん役に立たない。趣味みたいなもんだからね。

息子のこの手の漢字好きのはじまりは、多分、お寿司が大好物だから。

“魚へん”の漢字はずいぶん熟知してるみたいでしたよ。

 

ま、こんな、ちょっと頭ん中がアレで、レアな息子ですが、バイト先の採用担当者様からは、

「しっかりした息子さんですね。」

と、お褒めの言葉をいただいております。(←これを真に受ける、親バカな私。)

 

こんなアレな息子が、ここまで成長できたのは、世間の温かい皆様のおかげでございます。

この場をお借りして、御礼申し上げます<m(__)m>

(だれも、こんなブログ、読んでないってばっ(^^;) )

 

カアサンは、三食昼寝付き。

こんにちは。“はる”です。

 

息子が帰ってきた我が家。

数か月ぶりににぎやか、というよりも、騒々しい毎日が戻ってきました。

 

おしゃべり大好きな息子。元気なのはいいんだけど、声が大きくて・・・(^^;)

夫は人前では無口なほうですが、家族間だと結構しゃべりたがりでウルサイ。しかも、こちらも声がおっきくて(-_-;)

そして私はというと、しゃべりにしゃべります。でも、声がガサガサ系で通らないので、うるさい環境の中では、かなり声を張って話さなきゃならなくて、疲れます。

 

私が言うのもなんですが、家族3人、三者三様に変わり者です。

みんなオタク気質なんですよね。 

こんな私たちなので、3人揃ってる時の会話、まぁ、まず嚙み合いません。

それぞれが、話したいこと話してる。言いっぱなし。

 

それから、息子くん。反抗期を抜け出しつつあるかと思っていたけれど、まだまだ、かなぁ。

親の話がとにかく鬱陶しいんだよね~。

特に、あれしろこれしろと、指示されるのが嫌で嫌で。こっちは、指示じゃなくて『お願い』してるつもりなんだけど。

 

夕べなんか、超エラそうだった。

夕飯できたから、テーブルに運ぶ手伝いを頼んだら、

「俺は、仕事してきたんだ。おまえがやれよ!」

だって(-_-;)

私 「わたしだって、一日いろいろやってるの。みんなそれぞれ仕事してる。」

  「それから、わたしを “おまえ” ってゆうなっ!」

息子「カアサンは、昼間もほとんど寝てるじゃないかっ!」

 

・・・・そっかぁ。そうだったよね。

私は疲れやすいし、体調不良に陥ることが多く、一日家で過ごしてても、休み休みじゃないと用事がすすめらんないから。

息子からしてみたら、しょっちゅう昼寝してる母親なんだよね。ダラダラと。

ま、それでも、夜は息子が就寝した後に遅くまで用事をしたり、朝だって息子よりは1時間以上早く起きて、ご飯の支度とかしてるんだけどね~。

 

ま、しゃ~ないか。私が見た目は頑丈なくせに虚弱体質だってことは、息子もわかってくれてるわけだしね。

とりあえず、夜から朝までの睡眠時間は、家族ん中でいちばん短いんだよっ。ってことだけは息子に説明しておきました。

 

それにしても、ついに息子が、自分で働いてお給料をもらう歳になったんだ。

長年ニート状態の私(専業主婦とはいうけれど)。追い抜かされちゃったな~。

もう少し健康状態が良くなったら、アラフィフの私にもできること探して、パートに出なきゃいけないなぁ。

そんな日がくるのかなぁぁぁ。・・・ため息。

夏休み。どよ~んと、スタート。

こんにちは。“はる”です。

 

いよいよ夏休み。息子が帰って参りましたよ~! 田舎(ココ)に。

「夏休み」=「母親は多忙を極める」って構図はお決まりですが、それよりなにより、散々なこの1週間でした。

まさしく『泣きっ面にハチ』状態で、このブログの更新もできず・・・。

 

まずは、アレルギー症状の悪化。

大人になってから(結婚してから)出始めた、諸々のアレルギー症状。

横浜在住時に発症した喘息は、空気のきれいな田舎に住んだら改善する、なんてことはなくって、一層ひどくなってきてます。

う~ん。やっぱりこれはね、ストレスよ。ストレスのなせる業。このままじゃ、治る見込み、ないねぇ・・・(T_T)

 

それから、昨年から頻発する蕁麻疹ちゃん。これが、この蒸し暑い季節にはいちばんツライ。

顔に出ちゃうと、かゆくてもカキカキできないから。

 

あとは、春の花粉症の時期からずーっと続いていた、眼のかゆみが一向に治まらず。1カ月ほど前からは、眼の中の異物感がだんだん増してきていて、ついに先週からは、常に涙目で、しみるしみる・・・。

で、ようやく、夏休み初日、眼科に行ってきました。

 

アレルギー症状のせいで、眼の周りも眼球も、荒れに荒れている状態のところに、ご丁寧に様々な角度から『逆さまつげ』っていうのが乱入していて、モニターに映し出された自分の眼の拡大写真に、ゾっとするほどでした。

 

眼のかゆみと痛みの原因が解明して、治療で少し症状が楽になり、ホッとしたのも束の間。その日の晩、のんきにぶらりと出かけた夏祭りで、息子とふたり揃って、ブヨの攻撃にやられて帰ってきました。

あっという間に、刺されたところが腫れに腫れ、足はふたりとも、ゾウの足。

私は腕もやられていて、指先まで痛みでしびれる状態。

 

息子も私ほどではないけれど、アレルギーがあるので、ふつうの蚊に刺されても、けっこうなダメージを受けてしまう性質(たち)。

今回は、息子くん、アルバイトに行かなきゃならないし、少しでも早く治りたい一心で、皮膚科に駆け込みました。(いつもは、市販薬で地道に治るまでガマンしてましたが。)

 

親子並んで、注射を打ってもらい、飲み薬と塗り薬も処方していただきました。

まだ腫れてるし、息子なんかは水泡ができちゃってて、見るも無残なスネ。痛々しい・・・。

それでも、ガンバッてアルバイトに出かけていきましたよ。

 

そんなわけで、息子くん、だいぶ成長したな。って、母としてはちょっとホロリとしたりしてるんですが。

その息子に言われちゃいました。

「ほんと、カアサンは虚弱体質だよね。かわいそうなくらい。」

「でもさ、見た目からは想像もつかないよね。誰がみても頑丈そのものだもん。」

「そっちのほうが、女としては、かわいそうだよな。」

 

おい、息子。ちょっと大人になったからって、図に乗るなよっ(-"-)

 

 

 

モテる女とモテない女の違い~遠い昔ばなし~

こんにちは。“はる”です。

 

最近、はまってるもののひとつが、コンビニのおいなりさん風おにぎり。いや、おにぎり風おいなり、なのかな。

コンビニに寄ると必ずひとつ買って帰ります。

昨日のお昼にも食べました。おいしくて大好き(^^)

 

ところで、私、おいなりさん食べる度に思い出してしまう、モテない女ならではの、昔の苦々しいエピソードがありまして・・・。

 

私が大学1年のとき。同級生Aちゃんの誘いで渋々参加したサークル活動でのこと。

学生野球の“SK戦”をみんなで応援にいく、という恒例行事があり、その観戦時に食すお弁当を女子が作って持っていく、という慣わしになってました。

(今どきじゃ、そんなことする学生さんは、いないんでしょうけどね・・・。)

 

だーいたい、なんで女子が男子の分までお弁当作ってかなきゃならんの?!

買い飯でいいでしょ。買って持ってこうよ!

私、いやだよ、めんどくさい。行かないよ。

 

速攻、断った私でしたが、

「入学して、まだ仲のいい子もいないし、ひとりじゃ不安なの。はるちゃん、お願いだから一緒に行って。」

というAちゃんに負けて、仕方なく参加することにしてしまったのが、いけなかった・・・。

 

Aちゃんは、美人さんではないけれど、小柄で華奢で、話す声も小鳥のさえずりのような、かわいらしい、いかにも守ってあげたい、っていうタイプの子。

 

一方、この私。ラガーマンと見まごうばかりの、立派な肩幅。どっしりと重量感もあり、誰からも守ってもらう必要を感じさせないタイプ。しゃべる声も、ガサガサ系。

だから、Aちゃんと一緒にいると、まるで私は屈強なボディーガード、みたいな。

 

さて、そのお弁当。女子たちの中で、「主食係」と「おかず係」に分担して作っていくことになっていた。

私は、主食係のほうで、自分がおにぎり嫌いなもんだから、どうせ作るならと、おいなりさんを作ることに決定。

 

SK戦の数日前に、Aちゃんから「はるちゃん、おにぎりでしょ?」と訊かれ、「おにぎり嫌いだから、おいなりさんだよ。」って話してた。

そしたら・・・、前夜、Aちゃんから電話があって。

 

Aちゃん「はるちゃん、ごめんね・・・。私もやっぱり、いなり寿司にしちゃったの。怒らないでね。

それで、悪いけど、はるちゃん、おにぎりに変更してくれない?」

 

(なんで、私がそんなことで、怒るねん?!!)

(おにぎりでも、おいなりでも、どっちでもエエじゃん!)

はる  「別に謝ることじゃぁ。でも、もう、おいなりさんの準備しちゃったから、変更は無理。」

と答えた。

その時すでに、酢飯にまぜる具材と、おいなりさんの皮にする油揚げを、それぞれ煮て冷ますところまで、作業が終了してたので。

 

Aちゃん「え?準備って。もう作ってるの?はるちゃん、なんだかんだ、けっこう気合い入ってるんだね。お気に入りの先輩とか、いるの?だれ?」

 

(いねーーよ!!)

はる  「ちがうよ、ちがう。だって、おいなりさんの具とか皮、煮とかないと。・・・Aちゃんは?」

Aちゃん「え~? はるちゃん、すごいぃぃ。やっぱり、気合い入れて作ってるのね。」

    「私は、お母さんが、す〇太郎といなりあげ、買ってきてくれたから。明日の朝、詰めるだけよ~。」

 

ショック・・・! 私は知らなかったのです。

あのTVCMで、有名な演歌歌手が楽しそうに「ち~らし~ずしぃ、な~ら~・・・」と歌ってる、す〇太郎を白飯にまぜるだけで、おいなりさんの中身ができることを。

そして、もう味が付いてて開いて包むだけの、市販のいなりあげ、ってのがスーパーで売っていることを。

 

結局、Aちゃんは、ごはんを炊くのも、す〇太郎をまぜるのも、ほぼすべての工程を母親が済ませてくれて、ほんとに、お揚げを開いて包むだけ、の作業で、お弁当を見事に作り上げました。

 

私の母は、手伝ってくれるどころか、私が台所に立つことすら、嫌悪感丸出しでしたから。しかも、今みたいにPCもスマホも無い時代。クッ〇パッ〇とかでレシピを調べることなどできません。

忘れてしまったけど、家にあった母の料理本かなにかで、こっそり調べたような。

とにかく、ひとりで作りました。食いしん坊ですから。

 

SK戦当日。浮かれる男女が観客席に座ります。

もうこの時点で、“お見合い”感たっぷりなイヤ~な感じ。↓

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男子挟んで私の両隣に、そのAちゃん、他の女子Bちゃんが座ります。

このBちゃんは、Aちゃんとは違うタイプの、非常に大人っぽい美人さんでした。

 

いよいよ、お弁当タイム~!

女子たち、一斉に、持参したお弁当箱を開きます。

もちろん、「あんまり、上手にできなかったんですけどぉ。」など、謙遜気味の言葉も忘れずに。

(私は、そういう言葉すら持ち合わせていませんでした。)

さぁ、オープン!!

 

男子たちは、嬉しそうに女子の膝の上のお弁当をのぞき込み、「おいしそうだね。」とか、チヤホヤはじまり・・・。

しかーーーしっ! 私の両隣の男2人(C男とD男)は、私のお弁当を見て・・・。

 

「・・・なんか・・・。はるちゃんの、お弁当って。

 ・・・茶色だね。

 

おいなりさんが茶色じゃ、いけないんですかぁぁぁーーーー?

これ、何に見えますねんっっっ???

しかもね、その隣にいる、Aちゃん・Bちゃんのお弁当と見比べたってさ・・・。↓↓↓

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どれもみんな、茶色いですけどぉぉぉぉぉっ?????

 

叫びたい気持ちを抑えつつ、もうその後は、私、仏像状態でした。

聴こえてきます。隣で楽しそうにお弁当を食べるC男とAちゃんの会話が。

C男  「すごいね。これ、ぜんぶAちゃんが作ったの?」

Aちゃん「はい。でもぉ、ぜんぜん、すごくなんか・・・。夕べのうちに、具とかお揚げとか、煮ておいたから。朝は詰めてきただけなんですぅ。」

C男  「へぇ。Aちゃんって、すごい家庭的なんだね!!」

 

はいはいはいはい!!  もうお気づきかと思いますが、この会話↑のAちゃんのセリフの中で、事実と整合性があるのは『朝は詰めてきただけ』ってとこだけですね。

それよりなにより、この『家庭的なんだね』って、喜ぶ言葉。なんなんだ?

 

もういい。仏像状態で私はひとり黙々と自分のおいなりさんを食べました。

 

しばらくすると、各々隣のAちゃん・Bちゃんと、ひとしきり楽しい会話を終えたC男とD男が、「お、忘れてた。」とばかりに、

「あ、それじゃぁ、せっかくだから、はるちゃんのもひとつ、もらおっかぁ。」

と、私の方に向いてきましたよ。仕方なさそーーに、ね。

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私は、笑って言いました。

「もーー、ひとっつも残ってませーーん♪♪」

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C男D男「はるちゃん。さすが、すごい食欲だね・・・。はは・・・。」

乾いた笑い。

 

お腹いっぱいになり、眠くなった私は、盛り上がる他の男女の群れから抜けて、ひとり「お先にぃ!」と、神宮球場をあとにし、自宅に帰って昼寝しました。

 

そしてサークルを辞めた私。

Aちゃんは、同じサークル内で、C男でもD男でもない、別の彼氏をGETしましたとさ。

めでたし、めでたし。

 

最近のひとは、あまり知らないかもしれない、あの文言。

『空があんなに青いのも

 電信柱が高いのも

 郵便ポストが赤いのも

 みんな私のせいなのよ』

 

そして、ザ・モテない女の私が付け足すのは、

「おいなりさんが茶色いのも、

 どうせ私のせいなのね( ;∀;)」

 

~昔ばなし、おしまい~

新聞〇、ラジオ〇、LINE×。でママ友ゼロです。

こんにちは。“はる”です。

 

今日は、新聞休刊日。なんとなく物足りない朝でした。

若い頃はあまり読むことのなかった新聞ですが、

子どもが生まれてからは、新聞に目を通すのが朝の日課となりました。

 

政治・経済や国際情勢等々に詳しいわけでもなく、ただサァっと見るだけですが、新聞をバサバサ開いて、コーヒーを飲むのが、一日のスタートに大事な朝の習慣になっています。

 

たまに、じっくり記事を読もうとするときに限って、ニャンコが新聞の上、しかも読んでるところにドッシリ乗っかってくる。読めない。見えない。ニャンコは動かない。

こんなことも、アホみたいだけど、ひとりでニンマリ嬉しかったりして。

 

息子が小学生の頃までは、家族が起きる前の早朝にそれをやっていました。

毎朝4時起床。 その地域の新聞屋さん、すごく早く配達してくれていて感謝でした。

 

そんな私の習慣を、何気ない会話の中で、当時の“ママ友”らに話したら、その場にいた全員(おそらく4~5人)に、ドン引きされました。

早朝4時起床という点よりも、むしろ「新聞を毎日読んでる」というところ。そこに反発というか、批判というか、なんだかわからないけれど、なんだかんだと言われてしまった。

 

彼女たちのどの家庭も新聞を定期購読していないということで、みんな口を揃えて、「ニュースなんかTVかネットで見ればいい。」と言ってました。

それ以外の“ママ友”も、私の知ってる人の中では、新聞をとっている人って、一人もいなかったなぁ。

古新聞がジャマだし、処分するのも面倒くさい、というような理由を挙げている人もいたような。

 

「新聞毎日読むなんて。今どきバッカじゃないのぉ?」

って、大笑いしやがる奴ら 高らかに嘲笑するご婦人方もいたよなぁ。

 

その後、同じようなメンバーで、我が家に集まってランチをした際には、キッチンに置いてある私お気に入りのラジオを発見され、それも笑われたっけ。

 

家にひとりでいるときは、一日中ラジオをつけて過ごしていて。

TVも見るけれど、TVつけちゃうと何にもできなくなっちゃうし。(ま、ラジオだからって、テキパキできてるわけじゃぁないけれど。)

ってことを話したら、これまた思いっきりバカにされてしまった。

 

どうも、彼女たちからしてみると、「ラジオ=オタク」のイメージだったらしい。

新聞を毎朝欠かさず読む。ってのも、恐らく彼女たちにしてみれば、充分に「オタク」というカテゴリーに入っていたんだと思う。

 

っていうか、だいたい、新聞・ラジオに関してもそうだけど、結局のところ、「オタク」の何が悪いのよっ?! と声を大にして言いたい。言いたかったが、その時その場で言えなかった自分が悔しい。

 

それから、何年か経つと、みんながスマホを持つ時代が到来し、ママ友同士はメールではなく、LINEでつながるようになり。

ひとりガラケーの私は、お陰でママ友グループとのお付き合い、フェードアウトというよりは、ブッツリ切ることができました。

 

って、まるで「ママ友ゼロ」の理由を、新聞とラジオとLINEのせいにしているようですが、もちろんわかってます。

それ以前に、私自身が、ママ友の輪に入れない人種だったってこと。

 

ちなみに、スマホを使うようになった現在も、LINEはやっておりません。

というよりも、できませんでした。

一度、友人に強く勧められて始めてはみたものの、3週間でやめちゃいました。

なんか、私、あのLINEの画面が苦手で・・・。

なんだろ・・・距離が近すぎる感じが私にはしてしまう、っていうのかなぁ。

 

何をやるのもスローペースな私には、従来のメールのほうが、なんとなく安心感。

それにLINEやってなくても、困ることは今のところないし。

あ、友だち自体、少ないってこともあるか(^^;)

でも、少ない友だちと、ゆる~く繋がってるくらいが、ちょうどいい感じなのかもね♪♪♪

 

 

 

 

 

あぁ、三連休。最終日か・・・。

こんにちは。“はる”です。

 

世の中の多くの人々は、本日が三連休の最終日なのでしょうか。

わが家では、あいかわらず、メリハリのない毎日が続いております。

 

田舎暮らしを始めてから、脱サラした夫は、一体なにを生業としていることやら、わけわからん・・・。で、土日も休日もあったものじゃありません。

夫本人は、すっかり曜日の感覚すら失いつつあるような、そんな状態。

 

私はというと、息子が家に居た頃は、不登校時期があったとはいえ、“中学生の母親”として、日々いろいろとやっておりましたので、曜日の感覚がなくなるなんてことは、まぁあり得ないことで。

 

息子が寮生活で自宅に不在の今だって、いくら鬼嫁の私でも一応“主婦”していますから、「〇曜日と〇曜日が燃えるゴミの日」とか、「〇曜日は生協の日」とか、「〇曜日はポイント2倍だから、お買い物の日」とか。

そんなふうに、曜日の感覚は保たれているわけですね。

 

連休とか長期休暇の時期などは、家の近辺も観光客らしき人たちが増えますので、

「あぁ、みなさん、お休みなのね。レジャーをお楽しみで、結構なことですわねぇ。」

と、休日の恩恵など自分には何もないけれど、平日との違いを、ひとり寂しく家の中でかみしめています。

 

家の周りは、ビローンとだだっ広い、“自然豊か”といえば聞こえは良いけれど、毎日見てれば、果てしなく何もない、ただのつまらない殺風景なところで、自然がいっぱいでも、心は何ひとつ満たされない、侘しいオバチャン、ここにあり、です。

 

そんな立地条件に加えて、空気が澄んでいるせいもあってか、いろいろな音がやたらと響いて家の中まで聞こえてきます。

観光客が楽しそうに話す声なんかも、聴き耳たてなくても、ガンガン聴こえちゃうんです。

 

そして、そんな皆様の様子を見たり聞いたりしちゃった時の、私の心の声。↓↓↓

 

*道端で、カエルさんや虫さんを見つけて、じゃがみこんで楽し気に遊ぶお子さまたち。

  →(あー、そのへん。近所の犬のトイレスポット! バッチッチィだぞ~!)

 

*今どき、「ヤッホー!!」なんて、能天気ほがらかに叫んじゃってる若者たち。

   →(あなたたちのヤッホー。山じゃなくて、わたしん家にこだましちゃってるだけですから~っ!)

 

*「こんなところに住んだら、きっと心も体も健康的になれるねぇ。」と、いかにも羨まし気に、でもその言葉の裏では、田舎をどこか見下してる感たっぷりな(←私にはそう聞こえてしまっている・・・)、私と同年代の方々。

  →(こんなところに住んで、私は心身ともに、より一層、不健康に磨きがかかってますわよ! オーーホホホッ!)

 

・・・ほんと、心身ともに不健全です。とくに心が。汚れちゃってますね(T_T)・・・

だいじょうぶ。迷惑オバサンにはなりません。

心の中だけ。あくまで心の中でだけ、毒づいてますから(^^;)

 

今日は、海の日。青くきれいな海を思い浮かべて、平静に大らかな気持ちで過ごしましょ(^^)v