夫。痛恨のミス。
夫がついに大失敗をしてしまいました。
アノ補修済み靴下を歯医者さんに履いて行ってしまったのです。
アノ靴下とは、穴のあいた夫の靴下をなるべく手軽にごまかそう修繕しよう、という主婦の知恵満載の靴下なのですが・・・。
(よろしければ、コチラをご覧ください↓)
この靴下を、かかりつけの歯医者さんに目撃されてしまったようです。
家族全員お世話になっている歯科医院なので、当然、私のことも息子のことも、よくご存じの先生とスタッフさん達。
外出先で靴を脱ぐような用事のある日には、くれぐれも穴あき靴下を履いて行かないよう、ひと目でソレとわかるように、という私なりの配慮をしたつもりでしたが、作戦失敗です。
今朝、洗面所でボソボソと話し声が聞こえるので、男同士のナイショの相談か何かと思いきや、夫が息子に謝っていました。
夫:「ほら、これ。見たか?」
(夕べ脱いだ例の靴下を息子に見せる夫。)
息子:「なに、それ? あぁ、どうせまた、カアサンだろ? 相変わらず、くだらないことばっかしてんなぁ。」
夫:「これ、昨日歯医者に履いて行っちゃってさ。」
「先生に『面白い靴下ですね(笑)』『お子さんが描いたんですか?』って言われちゃったから、つい『ハイ』って答えちゃったんだよ。ごめんな。」
息子:「いいけどさ。気を付けた方がいいよ。カアサン、何するかわからないからさ。」
夫: 「うん。そうだよな。」
はい。確かに私が犯人ではありますが、この靴下がああゆう状態に修繕されていることは、とっくの昔に夫本人も知っていたはず。
ソレを、歯医者のある日に履いて出かけてしまったのは、夫の痛恨のミスなんだから。
そうは思いながらも、あの歯医者さんで恥ずかしい思いをしちゃったのよね。
しかも、アレを描いた犯人、息子くんになってしまったし。
ここは素直に、ふたりに謝りましょう。
こんなカアサンで、本当にゴメンナサイ<m(__)m>
マニュアル店員さん(in着物屋さん)
コスプレにちょっと憧れるアラフィフのワタシ。
断じてコスプレのつもりではありませんが、極々たまーーに着物を着てお出かけします。
(息子はコレをコスプレと言うが・・・。)
着物といっても、高級な『呉服屋』さんでお誂え~、なんて経験はなく、ほとんどはリサイクルの着物屋さんでリーズナブルに手に入れたもの。
探すと未使用のキレイな状態の物もけっこう見つかるので、宝探し気分でお買い物できる楽しさもあります。
リサイクルのお店以外では、比較的入りやすい、デパートやショッピングモールなどに入っている店舗を利用することも。
しかし、そういうところの店員さん。素人の私よりも着物のことをご存じなかったりする方もたまにいらして、チグハグなやりとりになること、けっこうあるんですよね。
一番最近では、都内某所の某ファッション系ビル内の店舗を訪れた際。
私は、サラっとした単衣の紬に軽い名古屋帯というコディネートでした。
(洋装でいえば、初夏の気軽なお出かけ着。ってところでしょうか。)
今風のオシャレな雰囲気の店内には、若い店員さんが3名ほどいらして。
そのうちの1人が私に声をかけてきました。
店員「なにか、お探しですかぁ?」
私 「ありがとうございます。少し店内を見させてください。」
店員「どうぞ~。ごゆっくりご覧ください。」
「それで、お客様ぁ?お着物とか着られたりするんですかぁ?」
私 「??? あ、今、これ。着てますけど。」
(お、きたな~。)
店員「どんなシーンで、着られるんですかぁ?」
私 「・・・。今も。こんな時。買い物で来てますが。」
(きた、きた・・!!)
店員「どんな雰囲気のお着物が、お好きですかぁ?」
私 「・・・。こんなふうな。普段、着るような。」
(うーーん。もう、ええわ。)
店員「じゃぁ。こちらのなんか、お客様のイメージにぴったりですよ~。」
おもむろにラメ入りの豪華な訪問着の反物を差し出された。
こんなん、いつ着るん?! 演歌歌手のステージ衣装じゃないんだからサ。
もしかして、大物演歌歌手の、天童よしみさんかどなたかと間違えてる?
でも、天童さんはステージ衣装、ドレス系じゃなかったっけ?
ま、こんなやりとりは、驚くことではないレベル。
マニュアル通りに接客すると、こういう会話になっちゃうんでしょうね。
老舗の呉服屋さんとか、私には敷居が高くて入れないようなお店だったら、全く違ったお客様対応があるのでしょうが、あいにく私には縁が無いので知る由もありません。
最近は、飲食店などでも店員さんがあまりにもマニュアル通りの対応すぎて、笑えることが多いです。
“マニュアル人間”を揶揄する声もありますが、私はむしろ、マニュアルに徹することのできる人って感心してしまいます。
私を含め、ウチの家族は揃いも揃って、勝手気ままな『オレ流』人間。
マニュアル通りに遂行できる能力がもっと備わっていれば、家庭生活を円滑に運営していくには楽なような気がする・・・。
ちがうかな?(^^;)
『家事ギャップ』 妻と夫の家事分担の不公平感って?
数日前、あるニュース番組の情報コーナーで『家事ギャップ』なるものについて特集していました。
その内容に、「はぁ?????」と感じた方、多かったと思います。
私は思わず、始めたばかりのTwitterで呟いてしまいました。
家事ギャップの解消法についてやってる。夫には家事ってこんなに大変、妻には夫の上手な誉め方をレクチャーしてる。なんか違和感ありすぎて、朝から気が遠くなるぅぅぅ。 #NHK #おはよう日本 #家事ギャップ
— *HARU* (@dokokaniwind) 2017年8月11日
続き➡家事が苦手な妻を、夫が褒め称える、という逆パターンも是非特集してほしい。#NHK #おはよう日本 #家事ギャップ
— *HARU* (@dokokaniwind) 2017年8月11日
で、遅ればせながら、『家事ギャップ』のことについてブログで書いてみようと思い、聞きなれないこの言葉をGoogleで検索してみました。
初めにヒットしたのが、ある方のブログの記事。この中に、私が投稿したツイートも貼っていただいてて(#^^#)
放送の内容について、とても詳しく説明されています。↓
助かりました~(^O^) 実は私、この放送の後半部分しか見ていなかったので、これでよーーく内容を把握することができました。
やはり、この家事ギャップ云々に関しては、「おかしいよ」と感じた人が多かったみたいですね。
我が家では、家事分担のギャップなんて大いにアリアリ!!ですよ。
私は、長らく専業主婦をやってますが、家事が大の苦手&嫌いです。
夫は、家事全般できないわけではありません。
掃除や片付けなんかは、私よりもずーっと上手。料理はイマイチ。
できなくはないけど、言わなきゃ何ひとつ手伝ってなんかくれません。
頼んだ場合でも、渋々・・・。
私は専業主婦ではありますが、持病等々も抱えているため、本音はもっとガンガン手伝ってほしい・・・。
ま、不満はいっぱいありますが、これでヨシとするしかない。と、85%諦め~~~(-_-;) くらいでやってます。
夫の方も、私がガサツで家事の苦手な人間だとわかっているから(あっちはあっちで諦めているから)、能力以上の要求はしてきません。
健康かつ衛生的に生活できていれば問題なし、といったところですね。
世間一般的には、どうしても妻の側に家事の負担が多くなりがちなんだろうけど、夫が家事好きだったり、夫の方が料理上手だったり、で、妻がお願いしなくても、夫が自主的に、またはすすんで家事をやってくれるご家庭だってあります。
その家庭や夫婦ごとに、みんな状況も性格も違うのですから、それぞれに合ったやり方や工夫をすればいいだけのこと。
それを、内閣府や自治体、会社などが、「こうすればいいんだよ」などと指導したりしちゃうから、ブーイングが起きちゃうんですよね。
しかも、公共放送であるNHKで、朝の忙しい時間帯に流しちゃったから、余計に違和感や疑問が増してしまったのかも。
私個人としては、ギャップがあったってイイじゃんっ。ギャップがあって当たり前。って考えです。
まぁ、これは、私が仕事をしていない専業主婦だから言えることでもあるわけで。
ご夫婦そろってフルタイムでお仕事されている場合などは、時間のやりくりをしたり家事負担のバランスをとるのは、たいへんなご苦労があることとお察しします。
お子さまがいらっしゃれば、それはそれは大変なことですよ。
ただね、家庭の中だけでなく、なんでも男女平等にはいかないもの。
男女間だけじゃぁなく、学校でも職場でも、それ以外の社会全般でも、誰もが平等に公平に、っていかないのが世の常人の常ですから。
そこを、どう折り合い付けてくのか、ってところが、難しいところですよねぇ。
ジェンダーのこととか、もっと書こうと思いましたが、長くなりすぎると動悸・息切れがすごくなってくるので、今回はこのへんで。
(脈拍数も上がっちゃう、残念なオバチャンですから~(^^;))
今日はこれにて、おしまい。。。
変身願望。美魔女はムリだけど。
またもや雨の一日・・・。
涼しくてカラダは楽だけれど、なんだか気が抜けてしまう。
あと3日ほどで出来上がってくる新しい眼鏡が待ち遠しい。
だって、他になーーーんにも楽しみっていうものが無いんだものね。
眼鏡もそうだし、髪型なども、少し変えただけで、自分自身が新鮮な気分になれます。
着るものだってそうですよね。
普段はだいたい家の中に引きこもり生活なので、ヒッドイもんなんです、私。
息子のお下がりのTシャツやパーカーを愛用しちゃってます。楽チンなので。
結婚する前から夫にダメ出しされていたのが、私のファッションセンス。
バブル時代を乗り越えて、モテない女のいばらの道をひたすら歩んできた私です。
見た目もかなりイタかった(T_T)
現在の姿がイタくないかといったら、否定できないのが悲しい・・・。
今から2年前、当時絶賛不登校中だったウチの息子と東京に遊びに行った時に、偶然コスフェスなるイベントに出逢いました。
東京ドームシティに行くと、園内のあちこちに、ウルトラマンや戦隊ヒーロー、アニメの登場人物などなどが、フツーに歩いててびっくり!
テレビなどでしか拝見することのなかった、コスプレーヤーの方たちが目の前に!!たくさんいる!!
息子を差し置いて、私の方が断然テンション上がってしまいました。
私「ねぇねぇ、握手と記念写真、お願いしちゃおうよぉ♪♪」
息子「いいよ。やめとけよ。」
でも、結局、仮面ライダーさん、戦隊ヒーローのピンクレンジャーの人、それぞれと握手していただき、記念写真も一緒に撮ってもらってきましたよ。
どの方も、とっても親切で快くOKしてくださって。嬉しかったです。
私 「あぁ~、私も今度、コスフェスとか参加してみたいわ~。」
息子「いいかげんにしろよ。だって、カアサン、たまにコスプレしてんじゃん!」
????
え? 私、コスプレなぞ、してませんけどぉ?
息子「着物だよ。着物。」
「はずかしいんだよ。今どき着物着て歩いてると、コスプレおばさんにしか見えないぞ。」
あ・・・。はい、そうですか。コスプレっぽくしか見られてないのね。
たまーーーーーにしか着ませんが、数年前に突如めざめた着物。
靴より草履のほうがラクだし、もっと普段に着たいけど、なかなかね。
基本、家の中でグダグダしてるし。
着物に関しては、変身願望によるものではないと自覚していますが、
コスフェス見た時から、私の中にある変身願望がフツフツとわきあがってきております。
ここ数年、雑誌などでも取り上げられる美魔女の皆さんを拝見しても、自分とは別次元すぎちゃって、羨ましいとか、そういう類の気持ちにはなれません。
(だって、美魔女の方たち、どう考えても生物学的に私とは違ってる・・・。)
コスプレーヤーの方たちを見ると、ものすごーーーーく「いいなぁ~。いいなぁ~。」という気持ちになります。
(ごめんね。コスプレーヤーの方たち<m(__)m>)
うん。見てるだけでも楽しい。見るだけにしておこっ(^^♪
今は。(^^)v
気分転換
一昨日は、いろんな想いが溢れてきてしまい、辛い気持ちに引き込まれちゃいけないわ!
と、気分転換を考えました。
考えなきゃ気分転換できなくなってる時点で、ダメな気がします。
以前の私の気分転換といえば、なんていったって“お買い物~♪♪”(#^^#)
ストレス発散に、近所に出かけてはチョイチョイ買い物してしまい・・・。
ひとつひとつは安価なものでしたが、積もり積もって、あとあと痛い目に遭うわけなのですが・・・。
あとは、ひとりでコーヒー飲みにカフェに行ったりとかもしてましたね~。
現在は、こーーーんなド田舎ですから、ちょこっと出かけて気分転換できるような場所は、なにひとつございません。
お店じゃなくとも、ふらりと立ち寄れるような文化的な場所なども皆無。
残念すぎて、泣けてきます。
ガーデニングや家庭菜園をするでもなく、身体を動かすのも好きではないので、どうしても商業的な何かに頼らざるを得ません。
かつては、読書大好き人間でしたので、家の中で本を読みふけっていたい・・・という願望はあるのですが、訳あって、今のところ読書から遠ざかっています。
いずれにしても、なるべくお金のかからない気分転換法が望ましいのですが、どう考えても思い浮かばず。
結局、車で町まで出かけてきました。
町といっても、気の利いたお店があるわけではありません。
いつも買い物に行くスーパーやドラッグストア、ホームセンターくらい。
で、私が入ったのは眼鏡屋さん。
ココに移住してから、家族全員がお世話になってるお店です。
ちょうど、普段使いしている眼鏡が歪んでしまっていたので、フレームの調整をお願いすることにしました。
が、なんとな~く、店内を物色してしまい・・・。
最終的には、新しい眼鏡を一本つくって帰ってきました。
やっぱり、お金を使ってしまった、という情けない結末です。
今回つくった眼鏡は、現在所有している2本とは全く違ったデザインで、かけてみると顔のイメージががらりと変わります。
別にいまさら、若く見られたいとか、そういうつもりはありません。
引きこもりニートな主婦生活ですから、誰に会うわけでもないし。
昔、「メガネは顔の一部です」というTVCMがありました。
そうなんですよね。
身に着けるものの中で、いちばん長時間つけているのがメガネ。
やっぱり、大事です。
新しくつくった眼鏡は、明るめの色のフレーム。
気分も少しアガる気がする。
出来上がるのは、数日後。待ち遠しいです。
ただし、この眼鏡購入の件は、夫と息子には極秘。
店員さんにも厳重にその旨お願いしてきました。
だから、家族のいる家の中では、使えないんだよなぁ・・・(>_<)
お盆休み
今日から“お盆休み”ということで、テレビのニュース等では帰省ラッシュの様子が流れています。
我が家でも、田舎(ココ)に移住する前までは毎年、義実家(夫の実家)に車で帰省していたので、高速道路の渋滞予測を気にしつつ、お盆休みの予定をたてていたものです。
現在の住まいは、義実家まで車で20分。(※田舎の“車で20分”は、かなりの距離です!)
毎日のように行き来していますから、帰省する必要もないわけでして。
しかも、今じゃ、親戚すべての中で、我が家がいちばん“田舎”(僻地)に住んでいて、もう「田舎に帰省する」っていうこと自体、一生無くなってしまいました。
私の両親は、父も母も東京生まれ東京育ちでして、親戚一同もみんな都内もしくは首都圏在住なので、「田舎」も無ければ「帰省する」という感覚とも無縁でした。
お盆とかお彼岸のお墓参りに各々の家庭で行くくらいで。
夫と結婚後、最初のお盆に帰省した時、お盆の設えから、迎え火、送り火、などを初めて体験し、「あ~、日本の夏だ!」とちょっと感激したのを覚えています。
ナスとキュウリで、牛とか馬、ほんとに作るんだ~!とか。
お盆中には、親戚の人たちが入れ代わり立ち代わり訪れて来て、その度に料理などを振る舞う舅や姑を見て、大変だな~、と感心したり。
今では、親戚のおじさんやおばさん達も高齢となったので、昔のようににぎやかに集うこともなくなりましたが、今年もお盆の準備のため、今日から息子が手伝いに行っています。
(私?基本、自宅待機です・・・鬼嫁ですから・・・(^^;))
実は、この8月は、私の父親の新盆にあたります。
一昨年、病に倒れた父が昨年他界しました。
私は、父の通夜・葬儀には、どうにか参列することができましたが、その後、納骨には立ち会えず、お墓参りもできないまま、今日に至っています。
このお盆も父の墓前に行くことすらかないません。
“毒親”という言葉を使って、“自分は不幸だ”みたいなアピールをするつもりはありませんが、このような状況になってしまった原因は、毒親タイプの母と兄による酷い仕打ちに他ならず・・・。
父の闘病から最期まで、娘としては無念だけが残ります。
いつか、夫と息子と3人で父のお墓参りができる日まで、遠く離れたこの地から、天国の父を想い、手を合わせることしかできません。
小雨の降る、どんよりした空が、今の自分の心と重なって、悲しみに拍車がかかります。
泣いていても、何かが変わるわけじゃないんだから。
気分を切り替える方法をこれから考えなきゃ、です。
夏休みの宿題。手伝わなかった親です。
このブログに続き、最近始めたばかりのTwitter 。
昨日、子どもの夏休みの宿題『読書感想文』に関してのやりとりに参加させていただきました。
ひとさまの会話に入ってくの、かなりドキドキしましたが、ちょうどこのブログでも、夏休みの宿題について書いてみようと考えていたところで、そのツイートの内容が、常々私が「うーーーむ・・・」とモヤモヤしているところにジャストミート!だったので(^_-)-☆
昨日のツイート。ざっくり言うと・・・。
→小学生のお子さまを持つ方からのツイートで始まり、
→「親が手伝うことを前提とした、宿題の出し方って。どうなんでしょうね・・・?」
こんな感じでしょうか。(ニュアンス違ってたら、ごめんなさい。)
たぶん、多くの親御さんは、手伝うべき、あるいは、手伝わざるを得ない、ってことで、手伝う派が圧倒的主流なんだろうな、とは思います。
学校側も、ある程度「デキのいい作品」が提出されることを望んでいて、故に、親の手が入っても文句なし、ってところかな。
ウチの息子の小学校では、夏休み明けに、全校生徒の課題作品を各クラス毎に展示し、保護者たちが見学に行くという期間が設けられていました。
私は、そういうのが面倒で、見に行く気すらありませんでしたが(←この時点でヒドイよね・・・)、ママ友たちに誘われて低学年のころは、お付き合いで同行していました。
そこで驚いたのは、親たちのものすごい熱心さと、他の生徒さんたちの作品のクオリティーの高さです。
親が子どもの宿題を手伝うのは当たり前どころか、そのエネルギーのかけ方に絶句。
ちょこっと手を貸すなんてものじゃなく、父母そろって全面協力って家庭が多かった。
展示見学の際も、みなさん、他のクラスや他の学年の展示物までしっかり見て、品評会。
特に、上の学年の生徒の作品は写真を撮ったり、メモったりして、翌年以降の参考にするのだそう。
読書感想文に関しても、仕上げるまでに親が何回もチェックを入れるという徹底ぶりでした。
それに引きかえ我が家では、夫も私も一切ノータッチ。手伝うって頭が全くありませんでしたからね(*_*)
かといって、息子が何事もそつなくこなせる優秀な生徒だったわけでなく、ヤル気もなければスピード感もなし。
なので、「宿題やっとけよ~。」くらいの声かけはしてましたが。
毎年、クラスの他の子たちと比べられ、息子の作品のあまりのレベルの低さをバカにされたりもしたらしく。肩身の狭い思いもしたそうな。(←他人事みたいですね・・・)
私自身もママ友たちから、
「手伝わないなんて、信じられない。」
「子どもがかわいそう。」
「親としての責任放棄でしょ。母親失格。」
等々、言われてしまいましたっけ。
学校からだけでなく、周りからの評価というものを、みんな、ものすごーく意識してるんですよね。
夏休みの課題が直接の原因ではないけれど、中学校で不登校になった息子。
息子に余計な劣等感を植え付けてしまった責任の一端は、やはり親の私たちにもあるんじゃないかと、反省した時もありました。
しかし、こんな親ですから。根本的には変わることなく、息子に対しては同じスタンスで。
結果、約1年間の不登校を経て、学校に再び通い始めた頃に息子が私に放った言葉がコレ↓
「こんな親と家に一緒にいるより、嫌いな学校行ってた方がマシだぜ。」
あーぁ。こんな親でごめんなさい。でも、これってもしかして、作戦成功かも?
なんて、都合よく受け取っちゃいました(^^;)
今日、朝食を一緒にとりながら、息子にかつてのことを訊いてみました。
小学校の時、夏休みの課題を親が手伝わなかったことについて、どう思ってるか。
「はっきり言って、親に手伝ってもらって、それでいい評価もらったって、嬉しくないし、それの何が俺のためになんの?」
(ずいぶん、えらそうだな・・・(-_-;))
「学年の中で、親から手伝ってもらってなかったの、俺と、Aくんと、Bちゃんの3人だけだよ。あとはみーんな、手伝ってもらうの当然だったし。」
だそうな。
そのAくんと、Bちゃん、そしてウチの息子。
みんなそれぞれ苦労もしたけど、自分で自分の進路を決めて高校生となり、励まし合って頑張ってるみたい。
300キロ離れた今も、3人仲良く大の親友やってます(^^)